1.コース概要及び留意事項
(1)コースの目的
(2)専門的能力の現状確認
(3)安全上の留意事項
2.照明のパラダイムシフト
(1)マシンビジョンによるFA化
(2)人間の視覚と機械の視覚
(3)マシンビジョンにおける照明の役割と機能
3.物体認識の基礎とライティング
(1)光の性質と物体認識のメカニズム
(2)ライティングシステムの設計パラメータ
(3)色の本質と濃淡抽出
(4)光の感度特性と明るさの考え方
(5)各デモ実験と実験演習
4.照明法の基礎
(1)直接光と散乱光の特性
(2)直接光の分散と照射立体角
(3)直接光照明法と散乱光照明法
(4)明視野と暗視野での撮像例
(5)各デモ実験と実験演習
5.S/Nの最適化
(1)最適化パラメーターの考え方
(2)平行光と拡散光
(3)LED照明の適合性について
(4)平行度の違いによる撮像例
(5)各デモ実験と実験演習
6.偏光による情報抽出
(1)偏光の考え方と波の式表現
(2)偏光による旋光特性の濃淡化
(3)偏光による直接光と散乱光の分離
(4)各デモ実験と実験演習
7.反射率・散乱率の最適化
(1)照射光の波長による散乱率の最適化
(2)金属の分光反射特性とその最適
(3)各デモ実験
8.ライティング
(1)LED照明の特徴
(2)ライティングシステムの設計要件
9.最近の動向
(1)高輝度パワーLED照明の利用
(2)超高輝度マイクロファイバ照明について
(3)放熱技術と照射光の安定性について
10.まとめ
(1)各実習に対する確認・評価及び講評
≪担当予定講師≫
マシンビジョンライティング株式会社 代表取締役 増村 茂樹(LED照明を用いたライティング設計の専門家で数多くのコンサルティングをされています)
≪配布テキスト≫
マシンビジョンライティング(基礎編)増村 茂樹著
コース番号 V0081 マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術
訓練日程
5/16(木)~5/17(金)
実施時間帯
10:00~16:45(昼休憩45分)
総訓練時間
12時間
受講料
25,000円
定員
12名
対象者
~視覚機能としてのライティング(照明)技術の基本が習得できます~
各種検査装置設計、又は生産技術・検査技術の業務に携わる方
≪訓練内容の概要≫
マシンビジョンシステムを様々なアプリケーションに適用するための、新しいライティング技術とその方法論の基本を習得します。マシンビジョンシステムの視覚機能の中核をなすライティングの詳細設計について、その基本的な考え方から初歩の応用までを、ライティングの標準となっているLED照明機器を中心に習得できます。
各種検査装置設計、又は生産技術・検査技術の業務に携わる方
≪訓練内容の概要≫
マシンビジョンシステムを様々なアプリケーションに適用するための、新しいライティング技術とその方法論の基本を習得します。マシンビジョンシステムの視覚機能の中核をなすライティングの詳細設計について、その基本的な考え方から初歩の応用までを、ライティングの標準となっているLED照明機器を中心に習得できます。
訓練内容
使用機器・教材
PC、カメラ、各種レンズ、LED照明機器
持参品・服装
実施場所
高度ポリテクセンター
備考
関連コース
-
V0082 マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術
*本コースは複数回実施コースです。
- V0091 マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術(応用編)
- V0092 マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術(応用編)
- V0191 マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術(実践編)
- V0192 マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術(実践編)
- V0291 マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術(発展編)
- V0292 マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術(発展編)
- V0401 マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術(視覚機能編)
- V0402 マシンビジョン画像処理システムのための新しいライティング技術(視覚機能編)
受講者の声
- 体系的に照明が学べ、今後のアルゴリズム開発に生かせそうです。
- 考え方から入りこれを納得させる実習があり内容が大変わかりやすかった。
- 明視野、暗視野などのライティングによる物の見方など、大変役に立った。
- これまで知らなかったマシンビジョンにおける基本的な考え方を学ぶことができた。
- 外観検査装置の取り扱いに役立てられる。