【開催予定日(コース番号・日程)】
V0111 2016年09月07日(水)〜09月09日(金)
【受講料】
25,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 実習風景
1.コースの概要
 フーリエ解析に基礎をなす“ウェーブレット解析”の特徴や基本的性質を理解し、信号処理・画像処理のための強力なツールの1つとして自在に活用できるように手助けし、難解な数式は極力避けながら物理的なイメージを中心に説明します。また、信号処理教育ソフトを用いた解析演習を通して、多彩な信号処理への具体的応用法が習得できます。

2.使用機器等
 信号処理教育用ソフト[Scilab、SIVP、InterSim]、表計算ソフトなど

3.担当予定講師
 東京電機大学 教授 三谷 政昭(ディジタル信号処理等著書多数)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計18時間) となります。

5.関連コース
V010
V001
V016
N020

6.その他
【前提知識】高等学校程度の数学(三角関数、複素数など)
フーリエ解析の基礎につながる資料として,【フーリエ解析の基本の「キ」をザッと知ろう!】を用意しましたので,ご一読ください.

受講者の声
  • ウェーブレットだけでなく、一般的な変換にも応用できる考え方を学べたので良かったです。
  • 参考書だけでは難しい具体的なイメージを理解することができた。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.信号処理の知識 (1)信号表現と直交変換
(2)音声・画像のフーリエ解析(フーリエ級数、DFT)と周波数スペクトル
3.0H
2.非定常信号の時間-周波数解析 (1)非定常信号のスペクトル
(2)窓フーリエ変換
(3)短時間スペクトルとガボール・ウェーブレット
3.0H
3.ウェーブレット解析 (1)フーリエ変換からウェーブレット変換へ
(2)ドベシィ、メイエ、メキシカン・ハット・ウエーブレット変換
(3)離散ウェーブレット変換 (4フィルタ・バンクとピラミッド・アルゴリズム
(5)マルチレート信号処理によるウェーブレット変換の実装
6.0H
4.信号処理への応用(課題実習) (1)不連続信号の検出
(2)ノイズの除去
(3)システム・パラメータの同定
3.0H
5.画像処理への応用(課題実習) (1)画像データの圧縮
(2)テクスチャ画像の領域分割
(3)劣化画像の復元
3.0H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。