コースのご紹介
OFDMの考え方を数式で紐解きながら体感・理解し、変復調と信号伝送の本質を知る
ディジタル伝送技術を適用したシステムの設計・開発、通信伝送分野に関わる技術者
N0201 2016年12月07日(水)〜12月09日(金)【受講料】
25,000円【定員】
12名
現在のディジタル通信・放送(特にOFDM)やソフトウェア無線(SDR)においては、数式が表す信号伝送の本質を理解することが必要不可欠です。本セミナーでは、数学的アプローチによる課題実習を通して、通信デバイスを開発していく上での有益な知識と、信号伝送技術の効果的な活用法を習得することができます。
信号処理教育用ソフト[Scilab、InterSim]、表計算ソフトなど
東京電機大学 教授 三谷 政昭(ディジタル信号処理等著書多数)
1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計18時間) となります。
N002
N003
N004
【前提知識】高等学校程度の数学(三角関数、複素数など)
教科項目 | 教科細目 | 時間 |
---|---|---|
1.伝送数学 | (1)通信路の入出力応答とコンボルーション
(2)ひずみのない波形伝送と通信路ひずみ (3)波形伝送における最適受信 (4)ディジタル伝送ひずみとアイ・パターン (5)雑音とビット・エラー率(BER) |
4.0H |
2.ディジタル変調/復調 | (1)情報を信号波形にのせる変調の基礎
(2)ディジタル伝送の主役,PSK変調の基礎 (3)ディジタル変調が織りなす星座の世界(コンスタレーション) (4)QPSK,多値QAMにおける変調/復調のしくみ |
4.0H |
3.OFDMの基礎とその応用 | (1)CDMAとスペクトル拡散通信
(2)直交周波数とOFDMのしくみ (3)変調/復調の実際の計算処理と信号を補正する方法 (4)OFDMのメリットとデメリット |
7.0H |
4.課題実習 | (1)ディジタル直交変調/復調の基本システム構成
(2)ディジタル直交変調/復調における誤り率の定量的評価 (3)ディジタル伝送システムの品質評価と回線設計法 |
3.0H |
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