【開催予定日(コース番号・日程)】
V0101 2016年06月22日(水)〜06月24日(金)
V0102 2016年10月19日(水)〜10月21日(金)
【受講料】
25,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 実習風景
1.コースの概要
 ディジタル信号処理技術で必要とされる信号解析手法(DFT、IDFT、フーリエ級数、z変換など)を中心に学び、その知識と適用方法を習得できます。その際、信号処理分野でのお役立ちツールとしての信号解析手法の実力と、数式のもつ計算アルゴリズムや処理イメージを理解できるよう、難解な数式は極力避け、物理的なイメージを中心に解説します。キーワード:フーリエ変換、z変換、差分方程式、ディジタルフィルタ

2.使用機器等
 信号処理教育用ソフト[Scilab、InterSim]、表計算ソフトなど

3.担当予定講師
 東京電機大学 教授 三谷 政昭(ディジタル信号処理等著書多数)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計18時間) となります。

5.関連コース
V011
V001
N020

6.その他
【前提知識】高等学校程度の数学(三角関数、複素数など)
フーリエ解析の基礎につながる資料として,【フーリエ解析の基本の「キ」をザッと知ろう!】を用意しましたので,ご一読ください.

受講者の声
  • FFTの考え方を整理できた。
  • 原始的な理解ができ、実験データの深い解釈ができるようになったと感じる。
  • 今まで何となく行っていた測定データのフィルタリング処理を根拠を持って行うことができるようになったと思う。
  • 会社では「振動」、「ショック」解決に取り組んでいます。「振動」、「ショック」をセンサでセンシングしデータの中から望む信号を取り出す、また、除去する取っ掛かりができました

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.信号処理の知識 (1)複素数計算
(2)極座標表示・直交座標表示
(3)正弦波応答と周波数スペクトル
3.0H
2.フーリエ変換 (1)ディジタルフーリエ変換(DFT)
(2)ディジタルフーリエ逆変換(IDFT)
(3)DFTによる信号解析
3.0H
3.ディジタルシステム (1)差分方程式
(2)ディジタルシステムの構成
(3)ディジタルフィルタ
3.0H
4.z変換 (1)z変換
(2)ディジタルシステムの伝達関数、周波数特性
3.0H
5.実習課題 (1)アナログシステムのディジタル化
(2)フーリエ級数
(3)ディジタルシステムの応用例
6.0H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。