【開催予定日(コース番号・日程)】
V0011 2016年11月09日(水)〜11月11日(金)
【受講料】
25,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 実習風景
1.コースの概要
 ディジタル信号/画像処理技術者に必須の知識となっているデータ圧縮技術(JPEG、MPEG、MP3など)について数学的見地から解説します。数式の厳密な説明は極力避けて、データ圧縮の考え方を中心に解説しますので、信号処理のプロセスやプログラミング技法が習得できます。キーワード:フーリエ変換、フィルタ処理、圧縮/復号、ノイズ除去

2.使用機器等
 信号処理教育用ソフト(Scilab,SIVP,InterSim)、表計算ソフトなど

3.担当予定講師
 東京電機大学 教授 三谷 政昭(ディジタル信号処理等著書多数)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計18時間) となります。

5.関連コース
V010
V005
V006

6.その他
【前提知識】高等学校程度の数学(三角関数、複素数など)
フーリエ解析の基礎につながる資料として,【フーリエ解析の基本の「キ」をザッと知ろう!】を用意しましたので,ご一読ください.

受講者の声
  • 信号処理の核の部分の考え方が役に立った。
  • 講師の方と受講生で対話型のセミナーができたから。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.画像/音声処理の基礎と実践 (1)アナログ信号/ディジタル化/時間軸と周波数軸/サンプリング周波数/サンプリング定理
(2)物体、輪郭の抜き出し/雑音除去/見やすい画像の作成/特徴を調べる/色、形を変える/周波数変換処理
(3)PCM/DPCM/適応量子化/波形符号化方式/分析合成方式
(4)情報符号化技術(ハフマン符号化/ランレングス符号化/算術符号化)
5.0H
2.画像圧縮技術(JPEG、MPEG) (1)2次元フーリエ変換(DFT、FFT、DCT、MDCT)
(2)フィルタ処理
(3)圧縮/復号(予測符号化、動き補償、視覚特性)
(4)サブバンド/ウェーブレット変換
(5)マルチレート信号処理
6.0H
3.音声圧縮技術(MP3) (1)ADPCM/CELP
(2)エンコーダ/デコーダの作成
(3)サブバンドフィルタ
(4)聴覚心理モデルを用いたビット割り当て
4.0H
4.課題実習 (1)表計算ソフトによる各種課題実習
(2)信号処理教育用ソフトによる各種課題実習
(3)実習の評価・確認
3.0H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。