コースのご紹介
エンタープライズ系、組込み系もつながるIoTの時代にこそ欠かせないテクノロジー
誤り訂正符号・暗号を習得したい方、符号化・暗号化技術を用いたシステム設計・開発関連技術者
V0161 2016年07月27日(水)〜07月29日(金)【受講料】
25,000円【定員】
12名
情報通信数学に基づき、情報セキュリティの基礎をなす「誤り訂正符号」と「暗号」の基本計算を学ぶとともに、「なぜ誤りを訂正できるのか」および「どうして秘密が守られるのか」という視点から、その仕組みを直観で系統的に理解できるようにわかりやすく解説します。誤り訂正符号については“誤りを発見して修正する符号化・復号化アルゴリズム”にフォーカスし、暗号については“秘密を守るマジック”を取り上げ、課題実習と実装を通して体験しながら習得できます。
符号暗号教育用ソフト[Scilab、MuPAD、InterSim]、表計算ソフトなど
東京電機大学 教授 三谷 政昭(ディジタル信号処理等著書多数)
1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計18時間) となります。
コースマップをご覧ください.
【前提知識】高等学校程度の数学(多項式計算、論理計算、剰余演算など)
教科項目 | 教科細目 | 時間 |
---|---|---|
1.情報セキュリティ技術 | (1)情報セキュリティの概要(仕組みと動作)と基礎数学
(2)誤り訂正符号の基礎と計算演習 (3)SSLセキュリティ通信の概要(仕組みと動作) (4)暗号の基礎と計算演習 |
4.0H |
2.符号化技術 | (1)誤り訂正アルゴリズム
(2)CRC符号(巡回符号) (3)リードソロモン符号(RS符号) (4)畳み込み符号 (5)ビタビ復号法 (6)ターボ符号 (7)LDPC(低密度パリティ検査)符号 (8)符号化・復号化の計算ソフトによる検証と実装 |
8.0H |
3.暗号化技術 | (1)公開鍵暗号と共通鍵暗号
(2)RSA暗号の計算アルゴリズム (3)DES暗号の計算アルゴリズム (4)暗号応用(ゼロ知識証明、ディジタル認証、ディジタル署名) (5)暗号化・復号化の計算ソフトによる検証と実装 (6)SSLセキュリティ通信の導入方法とその手順 |
6.0H |
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