【開催予定日(コース番号・日程)】
V0031 2016年06月29日(水)〜06月30日(木)
V0032 2016年10月06日(木)〜10月07日(金)
【受講料】
21,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 ハフ変換プログラムによる画像の直線部分を検出した例
1.コースの概要
 基礎的なANSI準拠のC言語を用いて画像を実際に処理・認識するプログラムをサンプルプログラムを参考にして自分で作ることで、画像処理・認識の具体的なアルゴリズムを習得できます。これから画像処理・認識とそのプログラミング方法を学ぼうとする人に最適なコースです。【使用テキスト「C言語による画像処理プログラミング入門」朝倉書店 長尾智晴 著】

2.使用機器等
 汎用画像処理ソフト、C言語統合開発環境ソフト

3.担当予定講師
 横浜国立大学大学院 環境情報研究院 教授 長尾 智晴(知能情報学・ロボティクスの研究をされており、画像処理・認識の分野でも数多くの研究開発・企業との共同研究に取り組まれています)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
V002
V005
V018
V023

6.その他
【前提知識】C言語プログラムの基礎

受講者の声
  • 昨今の業務で画像系の問題解決に自作プログラムを行う機会は少ない。今までブラックボックスであった処理の中身を知れて今後応用できそうである。
  • 仕事に応用できそうな技術を発見できた。
  • 今まで知らない知識、アルゴリズム等知ることができ、期待する内容であった。
  • 画像処理の基礎知識、プログラムを実装することで、基本的なアルゴリズムを理解できた。
  • 画像処理においてビストグラム解析、基本フィルタなどをどのように応用できるかを学習また実験で理解が深まった。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.画像の取り扱いと基本的な画像処理 (1)画像の取り扱い(画像データ・入出力ライブラリ・基本操作など)
(2)階調補正(線形変換・ブライト/コントラスト調整・γ補正など)
(3)2値化処理(ドットパターン法・ディザ法・誤差拡散法など)
1.0H
2.フィルタリング処理 (1)空間フィルタリング(微分フィルタ・平滑化フィルタ・パターン抽出など)
(2)周波数フィルタリング(三角関数・フーリエ変換/逆変換)
2.0H
3.画像圧縮と電子透かし (1)画像の圧縮符号化(ランレングス符号化法・ベクトル量子化法など)
(2)電子透かし(2値画像への混入・階調画像への混入など)
1.0H
4.2値画像処理 (1)2値画像処理(ラベリング・輪郭線追跡・膨張/収縮処理など) 3.0H
5.立体・3次元環境認識と動画像処理 (1)立体・3次元環境認識(領域抽出・ステレオマッチングなど)
(2)動画像処理(背景画像の生成・差分処理・速度ベクトル)
2.0H
6.画像の認識技術 (1)文字・図形の認識(図形特徴の算出・テンプレートマッチングなど)
(2)画像の認識(画像特徴量の算出・画像認識実験など)
2.0H
7.カラー画像処理 (1)カラー画像処理(カラー画像ファイル・色成分・顔検出など) 1.0H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。