【開催予定日(コース番号・日程)】
T0431 2016年08月24日(水)〜08月26日(金)
【受講料】
32,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 ネットアナと試作基板
1.コースの概要
 「GHz時代の高周波回路設計技術」の続編コースです。高周波回路をシミュレータを用いて設計した後で、チップ素子を基板にはんだ付けして回路を製作し、計測器で評価することで高周波回路設計に必要な技術を習得します。計測・評価は、一人一台の環境で行うことができます。※以前は「GHz時代の高周波回路設計技術(製作・評価編)」の名称で行っていたコースを3日に拡張しました。

2.使用機器等
 ネットアナ、スペアナ、SG、高周波回路シミュレータ(Genesys Core) ※全て一人一セットの環境で実習します

3.担当予定講師
 市川裕一(アイラボラトリー代表。群馬大学工学部電子工学科卒業。高周波/マイクロ波回路の受託設計・開発・試作、コンサルティング、セミナー講師に従事)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計18時間) となります。

5.関連コース
T042
T024
T067
N005

6.その他
「GHz時代の高周波回路設計技術」で設計した回路も製作・評価することができます。(単独受講も可)

受講者の声
  • これまでの実務ではコネクタの特性の測定のみであったが、回路設計を踏まえたマッチングなどの知識を得られた。
  • 実習を長くとることにより考える時間が与えられていることは良かった。
  • これまでの回路設計は、出来た基板の部品のカットアンドトライだけで調整してきたが、原因を特定しながら調整できるようになった。
  • 実測することによりシミュレーションとのギャップを把握することができた。シミュレーションと実測の違い、その違いの傾向がわかった。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.高周波回路の設計概要 (1)高周波回路の評価手法と設計手順 2.0H
2.シミュレーションの概要と操作 (1)シミュレータの概要
(2)周波数特性・スミスチャート
(3)シミュレーションの問題点
2.0H
3.高周波回路の概要と特性・設計実習 (1)高周波回路における各種回路の概要
(2)シミュレーションを利用した高周波回路の特性検証
(3)回路の設計演習  【回路例】 アッテネータ、パワースプリッタ、電力分配器、ハイブリットカプラ、方向性結合器、バイアスティ、LNA、フィルタ、ミキサー、発振回路、検波回路、アンテナ
7.5H
4.回路製作実習 (1)回路設計と基板への製作・実装はんだ付け
(2)製作基板の測定・評価
(3)レビュー
6.0H
5.確認・評価 (1)全体的な講評及び確認・評価 0.5H

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 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。