【開催予定日(コース番号・日程)】
N0051 2016年11月15日(火)〜11月16日(水)
【受講料】
23,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 計測実習
1.コースの概要
 RF回路を評価する測定器には様々な機能がありますが、便利になった反面で測定の持つ意味や測定器の動作原理を深く理解せずに使っている状況が見受けられます。本コースでは、測定器の動作原理および使い方を学び、様々な回路の特性を測定器で計測・評価することにより、未知の問題に対しても対応の糸口を見つけ出すことができるような実践力を身につけていただきます。

2.使用機器等
 スペクトラムアナライザ、ネットワークアナライザ、シグナルジェネレータ、無線送受信回路実習基板

3.担当予定講師
 神奈川工科大学 教授 小室 貴紀

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
コースマップをご覧ください.

6.その他

受講者の声
  • 測定方法や原理について理解した上で実際に測定を行うことで、全体的に知識を深めることができた。
  • 表面的に業務で触れていたことを原理・体系的に解説して頂けた
  • 実際に機器を使用できるのが良い。初心者にも分かるように砕いて説明していただけた。
  • デジタル変復調の知識が得られた。測定器の取り扱い方や、RFの評価方法を理解できて、役に立ちました。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.RFシステムの概要 (1)無線通信システムの構成 (2)無線通信に関する基礎知識 (3)送受信方式(スーパーヘテロダイン、DCR) (4)回路構成とレベルダイヤグラム (5)リンクバジェット 1.0H
2.無線通信システムを構成する各種回路 (1)LNA(ローノイズアンプ) (2)ミキサ回路 (3)ローカル発信回路 (4)ディジタル変復調回路 (5)PA(パワーアンプ) (6)フィルタ回路 (7)ダイレクトコンバージョン受信機 2.0H
3.RF回路の計測・評価実習 (1)Sパラメータの測定・評価 (2)スペクトル測定・評価 (3)NF測定・評価 (4)EVM測定・評価 (5)ディジタル信号解析・評価 (6)BER測定・評価 4.0H
4.通信システムの実際 (1)特定省電力無線システム (2)携帯電話通信システム 1.0H
5.総合的計測・評価実習 (1)送信部の計測・評価 (2)受信部の計測・評価 (3)システム全体の総合評価 3.5H
6.まとめ (1)全体的な講評・確認および評価 0.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。