【開催予定日(コース番号・日程)】
T0241 2016年07月28日(木)〜07月29日(金)
【受講料】
23,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 高周波シミュレータによる設計
1.コースの概要
 ワイヤレス機器をはじめ、測定器、AV機器などの製品において、GHz帯の利用が進んでいます。本セミナーでは、高周波シミュレータを活用してGHz帯高周波の動作特性を理解し、各種回路の設計手法を習得することができます。

2.使用機器等
 ネットアナ、スペアナ、SG ※全て一人一セットの環境で実習します

3.担当予定講師
 市川裕一(アイラボラトリー代表。群馬大学工学部電子工学科卒業。高周波/マイクロ波回路の受託設計・開発・試作、コンサルティング、セミナー講師に従事)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
T042
T043
T067
N005

6.その他

受講者の声
  • 高周波シミュレータの使用方法について学ぶことができた。
  • 設計に必要な最低限の知識を習得できたと思います。内容も分かりやすかったです。次のセミナーにも参加したいと思います。
  • 設計能力を本格的に身につけることができました。これで少し色んな設計ができるようになったばかりでなく、トラブル対策(電気測定)もスムーズにできると思います。
  • 若手技術者を同行させ参加しました。彼にとって新しい技術への入門となりました。又、自分自身でもこれまでの仕事を振り返り。新しい一歩となります。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.GHz帯高周波とは (1)分布定数
(2)伝送線路
(3)Sパラメータ
(4)スミスチャートを使ったマッチング回路設計
(5)高周波領域での受動部品の特性
(6)パターン設計の注意
2.0H
2.高周波測定の基礎 (1)パワーの測定方法
(2)ネットワークアナライザによる測定方法
(3)P1dB、IP3の測定方法
(5)受動部品の測定方法
1.5H
3.高周波回路シミュレータ (1)高周波回路シミュレータの操作法 1.0H
4.スイッチの設計 (1)スイッチの役割と特性
(2)使用半導体とその特性(PINダイオード実測)
(3)SPSTスイッチの動作
(4)SPDTスイッチ動作
(5)スイッチの諸特性とその測定方法
2.5H
5.LNAの設計 (1)LNA(ローノイズアンプ)の役割と特性
(2)雑音指数NF
(3)LNA設計
(4)LNAの諸特性とその測定方法
2.0H
6.フィルタの設計 (1)フィルタの役割と特性
(2)集中定数によるフィルタと分布定数によるフィルタ
(3)フィルタの設計
(4)フィルタの諸特性とその測定方法
2.0H
7.確認・評価 (1)全体的な講評および確認・評価 1.0H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。