【開催予定日(コース番号・日程)】
T0421 2016年06月30日(木)〜07月01日(金)
T0422 2016年09月29日(木)〜09月30日(金)
【受講料】
21,500円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 高周波関連計測器
1.コースの概要
 「電子回路技術者のための分布定数回路」の続編コースです。本講座では、高周波で使用される基本回路を理解していただいたのち、各回路の実測・評価実習を行います。高周波回路特有の振る舞いを理解するとともに、各種の高周波計測機器の操作方法や校正の仕方などを習得します。一人に一台の計測器がありますので、十分操作していただくことができます。キーワード:ネットワークアナライザ、スペクトラムアナライザ、シグナルジェネレータ、スミスチャート、周波数特性

2.使用機器等
 シグナルアナライザ(スペクトラムアナライザ)、ネットワークアナライザ、シグナルジェネレータ

3.担当予定講師
 市川裕一(アイラボラトリー代表。群馬大学工学部電子工学科卒業。高周波/マイクロ波回路の受託設計・開発・試作、コンサルティング、セミナー講師に従事)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
T064
T024
T043
N005

6.その他

受講者の声
  • 業務上必要であった反射・通過特性の測定に対しても原理的な内容から理解でき、フィルタ等、これまで取り扱っていない部分の知識も得られた。
  • 十分な演習時間をいただけていたため理解しやすい。
  • 測定結果の比較などでイメージでとらえられるので、理解しやすかった。
  • 期待した「以上の」内容であった。
  • 講義を聴くだけでなくて、実際に測定器を使って実習できたので、とても勉強になりました。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.高周波回路について (1)高周波測定について
(2)伝送線路特性インピーダンス、整合とSWR、比誘電率と伝搬速度
(3)マイクロストリップライン、特性インピーダンス、伝送損失、分布結合線路
(4)高周波回路に利用される4端子回路網(Fマトリックス、Sマトリックス)
(5)スミスチャート
2.0H
2.ネットワークアナライザを用いた測定技術 (1)ネットワークアナライザの原理
(2)測定系の校正
(3)インピーダンスの測定
(4)反射特性、通過特性の測定
2.0H
3.スペクトラムアナライザを用いた測定技術 (1)スペクトラムアナライザの原理と操作
(2)スペクトラムアナライザによる各種信号の測定(P1dB測定、近傍スプリアス測定、インタ・モジュレーション測定、伝送・反射測定)
2.0H
4.高周波回路の測定 (1)アッテネータ回路
(2)高周波LCフィルタ回路
(3)その他の回路(増幅回路、分岐分配回路、周波数変換回路、VCO回路)
5.0H
5.確認・評価 (1)全体的な講評および確認・評価 1.0H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。