【開催予定日(コース番号・日程)】
T0311 2016年10月05日(水)〜10月07日(金)
T0312 2017年02月15日(水)〜02月17日(金)
【受講料】
32,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 実習風景
1.コースの概要
 電子回路基板内で起こっている現象とそのメカニズムを理解し、ノーマルモードノイズの低減対策方法を学びます。そして、ディジタル回路から発生するノイズがアナログ回路に及ぼす影響を理解するとともに、平衡回路や微小信号処理回路などの設計技術を実践的に習得できます。

2.使用機器等
 安定化電源、オシロスコープ、スペクトラムアナライザ、ノイズ実習基板

3.担当予定講師
 (有)イーエスティ 代表取締役 技術士(総合技術監理/電気電子) 鈴木 茂夫

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計18時間) となります。

5.関連コース
T028
T029
T030
T033

6.その他

受講者の声
  • ノイズを理論に基づいて説明いただけているので、発生したノイズに関する問題を理論的に判断し、解決策を導き出せるようになると感じました。もぐら叩きの状態から抜け出せる気がします。
  • ノイズの原理が良くわかり、仕事に役立てることができそう。
  • 今までなんとなく分かっていたところが、良く分かるようになりました。
  • コモンモードノイズについての理解が深まった。
  • 一般的な設計ルール指針の理論を理解できた。他への応用ができそうです。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.ディジタル回路から発生するノイズ電流 (1)ノーマルモードノイズ電流が流れる経路
(2)ICから発生するスイッチングノイズ
(3)ノーマルモードノイズ電流が拡がる経路
(4)ケーブルを通しての伝搬ノイズ
2.0H
2.ノイズの変換 (1)ノーマルモードからコモンモードへの変換ノイズを最小にするテクニック
(2)コモンモードノイズ電流が流れる経路
(3)放射ノイズ
(4)コモンモードからノーマルモードへの変換ノイズを最小にするテクニック
2.0H
3.回路設計 (1)平衡回路設計
(2)アナログ回路のS/Nを劣化させないためのテクニック
(3)微少信号処理回路の設計(動作解析、設計、評価)
4.0H
4.実験・総合実習 (1)ディジタル回路から発生するノイズ
イ.実測による検証(平衡回路、不平衡回路)
ロ.改善事項の検討
(2)アナログ回路のS/N測定
イ.実測による検証
ロ.改善事項の検討と評価
9.0H
5.総括・確認 (1)実習の全体的な講評および確認・評価 1.0H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。