【開催予定日(コース番号・日程)】
T0301 2016年06月22日(水)〜06月24日(金)
T0302 2016年11月09日(水)〜11月11日(金)
【受講料】
30,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 実習風景
1.コースの概要
 EMCに関する計測量、コモンモードノイズとノーマルモードノイズなどの発生原因とその低減について習得できます。また、ディジタル回路の実習基板を使った測定を通して、発生するコモンモードノイズの低減方法について、体験しながら習得できます。

2.使用機器等
 安定化電源、オシロスコープ、スペクトラムアナライザ、ノイズ実習基板

3.担当予定講師
 (有)イーエスティ 代表取締役 技術士(総合技術監理/電気電子)  鈴木 茂夫

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計18時間) となります。

5.関連コース
T028
T029
T033

6.その他

受講者の声
  • 製作した基板のどこに問題があるのかを、理論的に考えられるようになった。
  • 経験と実験で決めていた定数を理論的に考えられるようになった。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.EMCとは (1)EMCに関する計測量
(2)電磁波の性質と特性インピーダンス
(3)ノイズの種類、ノイズの伝搬(ノーマルモードとコモンモードノイズ)
3.5H
2.デジタル回路から発生するノイズとその対策 (1)クロックパルスの周波数スペクトラム
(2)電源・信号ライン(パターン)への対策
(3)パスコンの効果
(4)GNDの対策
3.0H
3.ノイズ低減実習 (1)ダンピング抵抗の効果
(2)パスコンの最適値を決める
(3)コモンモードノイズ測定
3.0H
4.基板とパターンの特性インピーダンス (1)プリント基板の構造とパターンの特性インピーダンス
(2)インピーダンスマッチング
(3)回路の高速化に向けての対策
1.5H
5.プリント基板を接続するケーブル (1)ケーブルの種類、ノイズに対する効果
(2)同軸ケーブルの構造、特性インピーダンスの使い方
1.0H
6.ノイズ対策部品の使い方 (1)フェライトコアの特性と最適な使い方
(2)Iフィルタの特性使い方(EMIフィルタ、電源ラインフィルタ)
1.5H
7.シールドの効果 (1)シールド材料と電磁波の性質の関係
(2))電子機器の筐体のシールド対策
1.5H
8.総合測定実習 (1)プリント基板に蓄積されるコモンモードノイズの大きさの測定
(2)プリント基板を接続するケーブルに流れるコモンモードノイズの測定
(3)インピーダンスマッチングとコモンモードノイズの大きさ
3.0H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。