【開催予定日(コース番号・日程)】
T0171 2016年06月08日(水)〜06月10日(金)
T0172 2016年09月07日(水)〜09月09日(金)
【受講料】
26,500円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 ターゲットボードに実装して動作させます
1.コースの概要
 FPGAの評価ボードを用いた実習を通じて、Verilog-HDLによるFPGA開発技術を習得できます。FPGAの設計フロー及び文法事項と設計手順を理解し、評価ボード上にデジタル回路を設計することにより、実務レベルですぐに役立つVerilog-HDL記述によるハードウェア設計手法を習得できます。

2.使用機器等
 ハードウェア:FPGA評価ボード ソフトウェア:FPGA開発ツール、Verilogシミュレータ

3.担当予定講師
 設計アナリスト 鳥海 佳孝(日本電気梶Aエクセレント・デザイン鰍経て独立。LSI/FPGA、組込みLinuxの設計開発・コンサルティングの業務を展開、各種技術セミナーの講師を務める)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計18時間) となります。

5.関連コース
T019
T050
T020
T021

6.その他
【前提知識】同期カウンタがわかる程度のデジタル回路の知識

受講者の声
  • FPGAを扱うのは初めてだったので、今までになかった知識を得られた。
  • 今までVerilog-HDLは読むことすらできなかったが、自分で作成することができるようになった。
  • ツールの使い方が実用の壁になっていたので、一緒に学習できたのはありがたかった。
  • 演習、課題が多くあったので、だんだんと身に付けることができました。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.FPGA開発フロー (1)トップダウン設計の概要
(2)記述レベル(ビヘイビア・RTL・ゲート記述)の概念
1.0H
2.Verilog-HDL詳細 (1)Verilog-HDL概要
(2)Verilog-HDLの文法
(3)簡単な記述例(RTL記述とテストベンチ記述)
3.0H
3.実習:その1 (1)論理シミュレータの使い方
(2)カウンタ、デコーダの作成と論理シミュレーション
2.0H
4.テストベンチの考え方 (1)テストベンチ作成上の注意点
(2)テスト項目の洗い出し
1.0H
5.Verilog-HDLの代入文 (1)ブロッキング代入文(=)
(2)ノン・ブロッキング代入文(<=)
(3)動作の違いの確認実習
1.0H
6.論理合成とRTL記述 (1)論理合成ツール概要
(2)スタティックな遅延解析と単相同期設計
(3)順序回路と組合せ回路のRTL記述例
2.0H
7.実習:その2 (1)論理合成ツールの使い方
(2)順序回路、組合せ回路を使った論理合成の試行
2.0H
8.RTL記述の注意点 (1)論理合成によるリソースシェアリング
(2)RTL記述とゲート記述のシミュレーションの違い
(3)順序回路と組み合わせ回路を意識した記述の仕方
2.0H
9.総合演習 (1)10進アップダウンカウンタ
(2)スロットマシン
4.0H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。