【開催予定日(コース番号・日程)】
T0211 2016年08月03日(水)〜08月05日(金)
【受講料】
28,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 
1.コースの概要
 これまでC言語からHDL(Hardware Description Language)に変換するツールはそれなりに高価だったこともあり、中々普及しませんでした。しかし、Xilinx社から提供されているC言語→HDL変換ツールであるHLS(High Level Synthesis)が、2015.4のバージョンから無償で使用する事ができるようになり、C言語を活用したハードウェア設計の環境がより身近なものとなりました。そこで本セミナーでは、HLSとFPGAの評価ボードを用いた実習を通して、C言語を活用した回路設計手法を習得します。 キーワード:C言語によるハードウェア設計、HDL、HLS

2.使用機器等
 ハードウェア:FPGA評価ボード ソフトウェア:FPGA開発ツール

3.担当予定講師
 設計アナリスト 鳥海 佳孝(日本電気梶Aエクセレント・デザイン鰍経て独立。LSI/FPGA、組込みLinuxの設計開発・コンサルティングの業務を展開、各種技術セミナーの講師を務める)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計18時間) となります。

5.関連コース
T019
T050

6.その他
【前提知識】「VHDL/Verilog-HDLによるLSI(FPGA)開発技術」修了程度の知識およびC言語の基礎知識

受講者の声
  • ソフトウェア開発者にも、こういったH/Wの設計技術が必要になると確信しており、今回、短い時間ながらも貴重な話を収穫できた。
  • 勘どころが良くわかったので、様々役立ちそうだと感じました。
  • 今後、動作合成を用いた設計ができるようにしていく中で足がかりになった。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.C言語によるハードウェア設計の概要 (1)C言語によるハードウェア設計の概要
(2)HLSの概要
1.0H
2.HLS入門 (1)HLSの基本構文
(2)ハードウェア部分とテストベンチ部分について
(3)HLSの設計フロー
(4)実習(Exampleの実行)
1.5H
3.HLSの使い方:その1 (1)ハードウェア・ソフトウェア間インターフェース
(2)ハードウェア生成
(3)FPGAでの動作方法
(4)実習・演習(アルゴリズムのハ−ドウェア化の実行)
4.0H
4.HLSの使い方:その2 (1)最適化について(スループット、アレイ、エリア)
(2)実習・演習(最適化を変更して比較)
5.0H
5.エンベデッドシステムへの統合 (1)ペリフェラルのハードウェア化
(2)AXIインターフェース
(3)演習(CPU+ペリフェラルシステム)
5.0H
6.C言語によるハードウェア設計の有効性 (1)ソフト・ハード協調設計
(2)C言語資産の利用方法
(3)FPGAとCPUの関係
(4)システムチューニングの仕方
1.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。