【開催予定日(コース番号・日程)】
L0321 2016年10月04日(火)〜10月05日(水)
L0322 2017年02月15日(水)〜02月16日(木)
【受講料】
28,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 金型と製品、図面のイメージ
1.コースの概要
 プラスチック射出成形金型について知識のある方を対象に、根拠のある金型設計にしていくための知識や、見過ごされがちな内容について解説し、成形プロセスを考慮した金型設計のための知識を習得します。具体的には、樹脂の流れ方を踏まえたランナレイアウト、金型冷却の最適化、金型剛性の確保などについて、講義を中心に、時には実習にて観察し理解を深めます。また、実際に金型に関するトラブルについて議論することも可能です。可能な範囲でお持ち込みください。

2.使用機器等
 製図用具一式、射出成形機、ランナ法案検討用金型等

3.担当予定講師
 (株)MDC 鈴木 次郎

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
L031
L111
L212
L023

6.その他
【持ち物】関数電卓、作業着(上)、作業帽

受講者の声
  • 樹脂の理論式等を理解することで型内の樹脂の動きが考えやすくなった。
  • 今まで当たり前に思っていたことと理論とのずれや成形加工のメカニズムについて理解が深まり大変参考になりました。
  • 変形不具合の原因、金型設計におけるゲートバランスの設定根拠の理論的内容が理解できた。
  • 金型設計で不具合をおこさない為に、どのようなことが必要か少し理解できた。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.金型による成形トラブル例とその概要 (1)トラブルを未然に防ぐ金型設計について
(2)冷却について
(3)成形圧力について
(4)成形機と金型の剛性について
5.0H
2.根拠ある金型設計にするために (1)多点ゲートの考え方
(2)多数個取りにおけるランナレイアウトの最適化方法
(3)ランナ・ゲート形状について
2.0H
3.金型設計について見過ごされがちな内容 (1)金型剛性の重要性
(2)効果的な冷却管路設計
4.0H
4.まとめ (1)金型設計に起因するトラブルについての質疑応答 1.0H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。