1.コース概要及び留意事項
(1)訓練の目的
(2)専門的能力の現状確認及び問題点の整理
(3)安全上の留意事項
2.鉄鋼材料の基礎
(1)鉄鋼材料の基礎
イ.鉄鋼材料の種類
ロ.鉄-炭素系平衡状態図
(2)鉄鋼材料の機械的性質
(3)金属強化法と熱処理
3.熱処理技術
(1)熱処理の目的
(2)焼ならし
(3)焼なまし
(4)焼入れ・焼戻し
(5)サブゼロ処理
(6)析出硬化
(7)加熱・冷却装置
4.熱処理欠陥の原因と対策
(1)割れの原因と対策
(2)ひずみの発生と対策
(3)不完全焼入れの原因と対策
(4)酸化と脱炭
(5)材料の偏析と結晶粒の粗大化
5.熱処理と評価実習
(1)熱処理実習
イ.焼入れ・焼戻し
ロ.焼ならし
(2)組織観察実習
イ.熱処理後の組織観察
(3)硬さ試験
(4)トラブル対策の検討および検証実習(ひずみ・割れ等の対策)
6.まとめ
(1)質疑応答
(2)講評・評価
≪担当予定講師≫
山方技術士事務所 技術士 山方 三郎
≪配布テキスト≫
よくわかる最新熱処理技術の基本と仕組み
コース番号 Z0402 鉄鋼材料の熱処理技術(一般熱処理編)
訓練日程
12/9(火)~12/11(木)
実施時間帯
10:00~16:45
(昼休憩45分)
総訓練時間
18時間
受講料
33,000円
定員
12名
対象者
~鉄鋼材料の性質を決定する熱処理や材料選定方法をマスターします~
機械設計技術者、品質管理、生産技術などに従事している方
≪訓練内容の概要≫
一般的な炭素鋼及び特殊鋼の特性を理解し、それぞれの鋼種の最適な特性を引き出す熱処理方法を理解します。また、熱処理工程ではつきものとなる欠陥対策のポイントを、焼入れ体験、試料の磨き方、組織観察、硬さ試験を通じて習得します。
機械設計技術者、品質管理、生産技術などに従事している方
≪訓練内容の概要≫
一般的な炭素鋼及び特殊鋼の特性を理解し、それぞれの鋼種の最適な特性を引き出す熱処理方法を理解します。また、熱処理工程ではつきものとなる欠陥対策のポイントを、焼入れ体験、試料の磨き方、組織観察、硬さ試験を通じて習得します。
訓練内容
使用機器・教材
各種熱処理装置、硬さ試験機、金属顕微鏡
持参品・服装
持参品:USBメモリなど
服装:作業帽、作業服(上)
服装:作業帽、作業服(上)
実施場所
高度ポリテクセンター
備考
関連コース
-
Z0401 鉄鋼材料の熱処理技術(一般熱処理編)
*本コースは、複数回実施コースです。
受講者の声
- 鉄の焼入れについて詳しく学べた。
- 鋼材の処理について、今まで理解していた部分に加えてより深く理解することができた。