コースのご紹介
数式の意味を理解しながら画像・映像処理における適切な処理を直感的に設計できる能力を養う
ディジタル画像・映像処理システムの開発に関わる方、多次元信号処理を導入しようとする方
V0061 2016年06月20日(月)〜06月21日(火)【受講料】
22,000円【定員】
12名
画像・映像処理システムの開発において汎用的に役立つ信号処理理論と画像処理技術の理解を深めることを目的とします。MATLABを利用した具体的な実習を通して画像ノイズ除去、画像復元などの技術を習得できます。キーワード:ディジタルフィルタ、レート変換、フーリエ変換、多次元フィルタ、画像復元
ソフトウェア:MATLAB
新潟大学 自然科学系教育研究院 准教授 博士(工学) 村松 正吾(多次元信号・画像処理の研究、特に、多次元フィルタバンク設計、画像復元、画像・映像解析および組込みビジョンに関する研究に従事)
1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。
コースマップをご覧ください.
教科項目 | 教科細目 | 時間 |
---|---|---|
1.画像処理の概要 | (1)MATLABによる画像・映像処理
(2)画素処理 (3)色空間変換 |
2.0H |
2.画像の近傍処理 | (1)平滑化処理
(2)先鋭化処理 (3)境界処理 |
2.0H |
3.線形シフト不変システム | (1)畳む込み演算とマスク処理
(2)周波数解析とフィルタ特性 |
2.0H |
4.画像の拡大・縮小処理 | (1)標本化とスペクトル
(2)マルチレート信号処理 |
1.5H |
5.DCTとウェーブレット変換 | (1)離散コサイン変換(DCT)
(2)フィルタバンクと重複変換 (3)離散ウェーブレット変換(DWT) |
2.0H |
6.多次元信号処理とその応用 | (1)多次元信号処理の基礎
(2)非分離変換と冗長変換 (3)画像復元応用 |
2.0H |
7.まとめ | (1)各実習に対する確認・評価及び講評 | 0.5H |
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また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。