【開催予定日(コース番号・日程)】
T0651 2017年01月26日(木)〜01月27日(金)
【受講料】
20,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 
1.コースの概要
 高速基板の設計に欠かせないSI解析は、電源が一定である仮定で行われますが、実機の信号波形には、電源ノイズによるリンギングやジッタが生じています。本セミナーでは、SI解析にPI(パワーインテグリティ)解析の手法を取り入れることにより、電源変動を加味したSI・PIの協調解析を行います。また、解析ツールを活用したシミュレーションに加えて、テスト基板の計測と評価を行い、理論と実際の両面からSIとPIに関して幅広い知識を習得します。

2.使用機器等
 ネットワークアナライザ、オシロスコープ、実習基板、PI・SI解析ツール、Pspice

3.担当予定講師
 イノテック株式会社 河村隆二

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
T064
T033
T034

6.その他
事前の「PI(パワーインテグリティ)解析を活用した低ノイズ設計技術」受講で更に理解が深まります。

受講者の声
  • 実業務では、理論的な考えをしても実際に確認する機会が少ないが、今回の評価基板で実際に確認でき、理解が深まった。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.SI解析とPI解析 (1)高速回路における問題点
(2)シグナルインテグリティとは
(3)パワーインテグリティとは
1.0H
2.SI解析 (1)シグナルインテグリティの必要性
(2)特性インピーダンス
(3)反射とインピーダンス整合
(4)シグナルインテグリティ解析手法
1.5H
3.PI解析 (1)パワーインテグリティの必要性
(2)パワーインテグリティの基礎
(3)パワーインテグリティ解析手法
1.5H
4.電源ノイズを加味したSI解析技術 (1)シグナルインテグリティとパワーインテグリティの協調解析の必要性
(2)パワーインテグリティを加味したシグナルインテグリティ解析
2.0H
5.電源ノイズを加味したSI解析実習 (1)ダンピング抵抗および終端抵抗による信号波形の変化
(2)信号の同時スイッチング数と信号波形
(3)電源品質と信号波形の関係
(4)レギュレータからのノイズ伝搬と信号波形
(5)入力パルスの種類と信号波形
(6)信号周波数と信号波形
5.0H
6.確認・評価 (1)解析結果報告会 1.0H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。