【開催予定日(コース番号・日程)】
N0041 2016年07月28日(木)〜07月29日(金)
【受講料】
23,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 実習装置
1.コースの概要
 本コースでは無線通信、ディジタル変復調の本質を、「変調・送信基板」と「受信・復調基板」での実習によって、目で見て体感して理解します。同期やBER、ガウス・ノイズの様子も観測実習します。これらにより原理と実際の信号の振る舞いや回路動作とが結びつき、エンジニアとしての総合的スキルを向上できます。【訓練時間が15Hとなりますので、初日は10時〜19時頃、2日目が10時〜18時頃となります。移動の予定時刻などご留意願います。】

2.使用機器等
 オシロスコープ、スペクトラムアナライザ、シグナルジェネレータ、変調送信基板、受信復調基板

3.担当予定講師
 アナログ・デバイセズ(株) 技術士(電気電子部門) 工学博士 石井 聡(デジタル回路からアナログ回路、高周波回路まで多岐の電子回路の設計開発を経験)

4.ご受講に際して
1日の開講時間は
[対象コース:N0041]
日程時間
1日目10:00〜18:45(8H)
2日目10:00〜17:45(7H)

となります。(昼休憩45分)

5.関連コース
コースマップをご覧ください.

6.その他

受講者の声
  • 実習で送受信機の実機、計測器を使って、送受信信号を目視で確認し、理解することができた。
  • 教科書等で理解するのとは異なり、実際の波形を見ての講義であり理解しやすかった。
  • 実際の業務においても役立てられる知識・技術を習得できた。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.アナログ変復調の基礎 (1)AM(振幅変調)とその利用例
(2)FM(周波数変調)とその利用例
(3)PM(位相変調)
1.0H
2.ディジタル変復調 (1)ディジタル変復調方式の種類
(2)時間軸と周波数軸における波形の違い
(3)変調信号波形と無線信号波形の違い
(4)直交変調の概念とコンスタレーション
3.0H
3.送信と変調の実習 (1)変調送信基板の回路構成説明
(2)変調動作確認
(3)シンボルレートごとの送信変調スペクトルの観測
(4)帯域制限の概念と波形の観測
3.0H
4.受信と復調の実習 (1)受信復調基板の回路構成説明
(2)復調動作の確認(周波数同期とシンボル同期)
(3)受信コンスタレーションの観測
(4)SN比の観測
(5)BERの観測
(6)受信帯域制限の概念と波形の観測
5.5H
5.電波伝搬 (1)マルチパス・フェージング
(2)マルチパス・フェージングの評価
(3)電波伝搬とBERの関係
1.0H
6.OFDMの基本 (1)OFDMの技術概要とシミュレーション
(2)OFDM活用例
1.0H
7.まとめ (1)全体的な講評及び確認・評価 0.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。