【開催予定日(コース番号・日程)】
N0031 2016年12月01日(木)〜12月02日(金)
【受講料】
24,500円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 MATLABのSimulink
1.コースの概要
 本セミナーでは、OFDMの耐フェージング特性を理解し、時空間ブロック符号化(STBC)や空間分割多重(SDM)を用いたMIMO通信方式、さらにマルチユーザMIMOなどの次世代通信方式について習得します。さらに、MATLAB実習を通して物理的な理解を深め、新しいワイヤレス通信方式やダイバーシティ技術について習得します。

2.使用機器等
 ソフトウェア:MATLAB、Simulink

3.担当予定講師
 九州工業大学 教授 尾知 博(ディジタル無線通信システムの設計開発、MIMO-OFDM、シングルキャリア通信方式の研究開発およびLSI化設計に従事)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
V013
N002

6.その他

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.OFDMとシステム構成 (1)OFDMの原理と変復調回路
(2)ガードインターバルによる周波数選択性・フェージング対策
(3)Coded OFDM
(4)OFDMシステムの並列性と等化器
(5)OFDMパスバンド回路
(6)MATLABによる設計シミュレーション実習
4.0H
2.STBC-MIMO (1)移動体向け STBC-MIMOシステム
(2)時空間ブロック符号化STBCとダイバーシティゲイン
(3)フェージング伝搬路における効果
(4)MATLAB/Simulinkを用いた設計シミュレーション
2.0H
3.SDM-MIMO (1)MIMOチャネルと空間分割伝送の原理
(2)干渉キャンセラのアルゴリズム(ZF/MMSE/V-BLAST/MLD)
(3)STBCとの組み合わせ
(4)MATLAB/Simulinkを用いた設計シミュレーション
3.0H
4.マルチユーザMIMO (1)ユースケース
(2)線形プリコーディング
(3)Dirty Paper Coding
(4)MATLABシミュレーション
2.5H
5.確認・評価 (1)コース全体についての確認および講評 0.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。