【開催予定日(コース番号・日程)】
M1101 2016年05月11日(水)〜05月12日(木)
【受講料】
27,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 旋盤加工の実験の様子
1.コースの概要
 「刃先が仕事をしている」をテーマに刃先の形状を良く観察することから始め、従来の切削条件が適正か否かを追求していきます。また、旋削加工現場で発生しているトラブルの改善をめざして、切りくずや仕上げ面、切削抵抗などから原因を把握し、生産現場の具体的事例や実習・ディスカッションなどを通して問題の解決・改善方法を習得します。

2.使用機器等
 汎用旋盤、NC旋盤、表面粗さ測定機、切削動力計、デジタルマイクロスコープ

3.担当予定講師
 西技術士事務所 所長 技術士 西 嶢祐

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
M111
M009
M108

6.その他
【持ち物】作業着(上)、作業帽 【配布テキスト】現場で役立つ切削加工の勘どころ他2冊

受講者の声
  • 今まで知っていた知識がどうしてそうなるのかを体験できた。
  • 日々あまり深く考えずに金属加工の仕事を行っていたが、講習を受けてそれぞれに意味、やり方があるのを理解しました。持ち帰って改めて仕事に活かしたいと思いました。
  • 今回はバイトの刃先に対する知識だったりを勉強し、この知識を会社に持って帰り、バイトの刃先を色々な材質(被削材)又は条件で削り観察してみたいと思いました。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.切削加工とは (1)原点と課題
(2)表面粗さの支配要因
(3)その他
2.0H
2.旋削加工の改善事例と実践 (1)ノーズRと送りの影響
(2)刃先形状の測定
(3)切削速度の影響
(4)d-f線図と切りくず処理について
(5)ワイパーチップ
(6)横切れ刃角とバリについて
(7)プレグルービング切削
(8)溝入れ加工の送りと切削動力
(9)実験結果の考察
6.0H
3.生産現場での問題とその解決方法 (1)現場で発生している切削加工の問題事例
(2)問題解決方法についてのディスカッション
(3)問題解決の具体的提案
3.0H
4.まとめ (1)質疑応答
(2)訓練コースのまとめ
1.0H

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 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。