【開催予定日(コース番号・日程)】
M1081 2017年01月12日(木)〜01月13日(金)
【受講料】
30,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 旋盤加工における切りくず折断分布表の作成
1.コースの概要
 旋削、ドリル加工の切りくず生成メカニズム、特性、旋削の折断メカニズムと折断促進、チップブレーカの選択などを解説します。実習では、旋削の切りくず折断分布表作成やブレーカ形状と分布表、ドリル加工の切りくず形状や切削抵抗の測定などを行うことにより、適正な工具の選択や加工条件の設定を探り、切りくずのトラブルに対する問題解決ができる人材を育成します。

2.使用機器等
 汎用旋盤、マシニングセンタ、切削抵抗動力計、マイクロスコープ

3.担当予定講師
 新井技術・教育研究所 工学博士 新井 実

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
M009
M110
M111

6.その他
【持ち物】作業着(上)、作業帽 【配布テキスト】絵とき 切りくず処理 基礎のきそ

受講者の声
  • 実際の切りくずを観察しながら作業を行ったので、具体的な知識として身につけることができた。
  • どんな加工を行うとどのような切りくずが出てくるかがわかった。
  • 切りくず処理の検証の仕方などの理解が深まった。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.切りくず生成のメカニズム (1)切りくず処理の現状と問題点
(2)切りくずとは
(3)切りくず生成のメカニズム
1.0H
2.切りくずの折断 (1)切りくずの折断条件とパターン
(2)切りくず折断の促進の原則
1.0H
3.切りくず処理対策実習 (1)切りくず処理の問題点
(2)トラブル対策の原則
(3)切削速度、送り、切込みによる対策実習
(4)工具形状、切削油剤等による対策実習
(5)工具寿命の対策に関係した実習
3.0H
4.最新ツールの切りくず処理対策実習 (1)最新工具の開発ポイント
(2)アルミニウム合金、軟鋼への対応
(3)仕上げ加工やタップ加工などにおける対処法
2.0H
5.切りくず対策と各種問題点 (1)切りくず対策とコストの関係
(2)切りくず処理と環境対策
(3)材料組織と切りくず生成と工具寿命の関係
2.0H
6.事前調査による切りくず処理対策実習 (1)切りくず処理への対応討議
(2)改善案の検討
(3)改善検証実習
2.0H
7.まとめ (1)質疑応答
(2)訓練コースのまとめ
1.0H

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 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。