【開催予定日(コース番号・日程)】
J0101 2016年07月21日(木)〜07月22日(金)
【受講料】
23,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 台車系システム同定実習装置
1.コースの概要
 制御系設計において制御対象モデルを作成するシステム同定が重要となってきています。本セミナーでは、入出力データの前処理、実際の同定手法、同定結果の評価などシステム同定に必要な理論から実践技術まで、シミュレーション実習を通して習得できます。

2.使用機器等
 ハードウェア:実習装置、dSPACE ソフトウェア:MATLAB/Simulink

3.担当予定講師
 慶應義塾大学 教授 足立 修一(『システム同定の基礎』など、著書多数) 大阪工業大学 准教授 奥 宏史

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
J007
J008
J011

6.その他

受講者の声
  • 制御の基本、古典制御の発展系として導入編ではあるが、身につけることができた。
  • 直ちに業務に反映することは難しいが、独学を進める際の手引きとして大変役に立った。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.システム同定とは (1)システム同定とは
(2)システム同定の手順
1.5H
2.システム同定を学ぶための準備 (1)確率過程の基礎
(2)線形システムの基礎
(3)システム同定実験の設計と入出力データの前処理
1.5H
3.システム同定モデル (1)ノンパラメトリックモデルとパラメトリックモデル
(2)ARXモデル
1.5H
4.システム同定法 (1)パラメトリックモデル同定法
(2)ノンパラメトリックモデル同定法
(3)システム同定のシナリオ
1.5H
5.システム同定の数値シミュレーション実習 (1)数値シミュレーションデータを用いたPEM法によるシステム同定実習
(2)イノベーション形式
(3)出力誤差モデル、BJモデル
(4)次数の推定と極零相殺について
2.5H
6.台車系のシステム同定実習 (1)開ループ同定実験データを用いたシステム同定実習
(2)閉ループ同定実験データを用いたシステム同定実習
2.5H
7.部分空間同定法実習 (1)N4SID法
(2)MOESP法
(3)数値シミュレーションデータを用いた演習
1.0H

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