1.航空機に必要な安全確保
(1)航空機の事故事例
(2)品質管理方法の特殊性
JIS Q 9100、工程凍結、トレーサビリティ、部品の軽量化など
2.金属材料の基礎
(1)金属材料の種類と用途
(2)平衡状態図の見方・使い方
(3)金属材料の機械的性質
(4)金属強化法と熱処理
3.熱処理技術
(1)熱処理の目的
(2)鉄鋼材料の熱処理(焼入れ・焼戻し、焼ならし、焼なまし等)
4.熱処理実習
(1)熱処理実習(焼入れ・焼戻し・焼ならし・焼なまし)
(2)熱処理炉・冷却装置・熱電対
(3)熱処理品の品質評価(硬さ試験・組織観察 等)
5.航空機部品の熱処理の概要
(1)航空機部品に使用される主な金属材料(材料規格等)
(2)熱処理の目的と種類(固溶化処理、時効処理、析出硬化など)
6.熱処理プロセスと設備管理
(1)熱処理炉の構造と操作(バッチ炉・連続炉、真空炉・浸炭炉など)
(2)温度分布の均一性と熱電対管理
(3)熱処理のプロセス記録とトレーサビリティ
(4)設備校正と定期メンテナンス
(5)設備管理実習(炉の管理・熱電対の校正等)
7.品質管理と規格対応
(1)NADCAP(AC7102)とAMS規格
(2)プロセス認証と監査対応
(3)品質記録(温度と時間の記録・作業記録)
(4)社内標準書・作業手順書(WI)の整備と教育
8.まとめ
(1)質疑応答
(2)講評・評価
≪担当予定講師≫
(株)上島熱処理工業所 技術部部長 坂田 玲璽
コース番号 Z3001 【New】 航空機部品の熱処理技術と品質管理実践※ポリテクセンター関東にて実施
訓練日程
11/18(水)~11/20(金)
実施時間帯
9:15~16:00
総訓練時間
18時間
受講料
33,000円
定員
10名
対象者
~航空機品質を支える 熱処理技術者を育てよう!~
熱処理または航空機部品熱処理に従事している方
≪訓練内容の概要≫
熱処理実習を通して、現場で活かせる実践的なスキルを習得します。
さらに、設備の構造、トレーサビリティ、規格対応など、航空機部品製造現場で求められる知識と技能を身につけ、即戦力となる技術者を育成します。
熱処理または航空機部品熱処理に従事している方
≪訓練内容の概要≫
熱処理実習を通して、現場で活かせる実践的なスキルを習得します。
さらに、設備の構造、トレーサビリティ、規格対応など、航空機部品製造現場で求められる知識と技能を身につけ、即戦力となる技術者を育成します。
訓練内容
使用機器・教材
電気炉、硬さ試験機、金属顕微鏡、デジタルマイクロスコープ
持参品・服装
服装:作業服(上)
実施場所
ポリテクセンター関東
備考

