1.金属めっきの生産管理
(1)金属めっき加工における生産管理および工程管理での要点と注意点
(2)生産管理の仕組みとめっき加工の流れと役割
2.金属めっきの理論
(1)電気化学概論と電気化学反応
(2)電解めっき析出量と膜厚の管理方法
(3)各種の元素(原子)のイオン価と反応性
(4)遷移元素(金属)の性質
3.付帯設備の役割と管理
(1)引っ掛け治具、バレル、濾過機、超音波発振装置の役割
(2)撹拌の役割と管理方法
(3)電源電圧と浴電圧の管理
(4)局所排気装置の設計と管理
4.被めっき物素材の成形加工の役割と管理
(1)被めっき物の材質とめっき加工の役割
(2)加工油および成形加工前後の熱処理
(3)プレス加工の欠陥とめっき品質管理
(4)切削加工の欠陥とめっき品質
5.前処理工程の役割と管理
(1)前処理工程での脱脂洗浄の種類と役割
(2)アルカリ脱脂洗浄の役割と管理方法
(3)各種洗浄の役割と管理方法
(4)活性化の役割と管理方法
6.めっき工程の役割と管理
(1)シアン化銅めっき浴の役割と管理方法
(2)硫酸銅めっき浴の役割と管理方法
(3)光沢ニッケルめっき浴の役割と管理方法
(4)被覆力と均一な電着性を高めるための管理方法
(5)水洗浄工程と乾燥工程などの後処理工程の役割と管理方法
≪担当予定講師≫
星野技術士事務所 星野 芳明
コース番号 Z0471 製品設計のための金属めっき技術
訓練日程
6/17(火)~6/18(水)
実施時間帯
10:00~16:45
(昼休憩45分)
総訓練時間
12時間
受講料
27,000円
定員
12名
対象者
~製品設計者向けにわかりやすくめっきの原理を解説!~
これからめっき技術管理に携わる方及びめっきの前後工程に携わる方
≪訓練内容の概要≫
近年、金属めっきは付加価値を上げるために内製化の方向に進んでいます。本コースは「Z0451 金属めっき技術の理論と実際」の前段階として、製品設計や加工工程などで「これからめっき技術を学ぼうとする技術者」を対象に、前処理、金属析出理論、各めっき法、管理・保守について実習を通して習得できます。
これからめっき技術管理に携わる方及びめっきの前後工程に携わる方
≪訓練内容の概要≫
近年、金属めっきは付加価値を上げるために内製化の方向に進んでいます。本コースは「Z0451 金属めっき技術の理論と実際」の前段階として、製品設計や加工工程などで「これからめっき技術を学ぼうとする技術者」を対象に、前処理、金属析出理論、各めっき法、管理・保守について実習を通して習得できます。
訓練内容

使用機器・教材
簡易めっき試験装置、めっき前処理器具、導電率計他
持参品・服装
服装:作業服(上)
実施場所
高度ポリテクセンター
備考
受講者の声
- 今まで業務で行ってきたことを基礎的な所から学びなおす良い機会となった。
- めっきの工程を学ぶことで、より仕様書を書く際に考慮すべきことがあると学んだ。
- 今まで仕様書をあまり深く意識していなかったが、めっきのメカニズムや目的を理解したので、設計指示に自信を持つことが出来る。
- 今まではめっきに関しては(今まで通り)または(業者まかせ)だったが、実際には指示不足や古い指示で行っていたことが分かった。
- 会社の仕事内容にマッチングした内容の為、理解がしやすかった。