1.コース概要
(1)訓練の目的及びコース概要
(2)機械保全について
(3)安全上の留意事項
2.機械の主要構成要素
(1)機械の構成要素
(2)主要構成要素に生じる損傷及び異常現象
(3)測定器を使用した点検と検査(実習例:軸の曲がり、摩耗量測定等)
3.機械要素の保全実習
(1)伝動装置の保全実習
イ.Vベルトのトラブル原因と診断及び保全実習
ロ.チェーンのトラブル原因と診断及び保全実習
ハ.歯車のトラブル原因と診断及び保全実習
(2)締結部品の保全実習
イ.ねじのトラブル原因と診断及び保全実習
実習例:軸力による締め付け管理、折損時の対処法、緩み対処法等
ロ.リベットのトラブル原因と診断及び保全実習
(3)軸受部品の保全実習
イ.転がり軸受のトラブル原因と診断及び保全実習
実習例:振動トラブルを防ぐ回転軸受の調整
計測器等を用いた振動状態の確認
ニ.すべり軸受のトラブル原因と診断及び保全実習
(4)油圧機器の保全実習
イ.油圧ポンプのトラブル原因と診断及び保全実習
ロ.油圧タンクのトラブル原因と診断及び保全実習
ハ.油圧配管のトラブル原因と診断及び保全実習
ニ.油圧アクチュエータのトラブル原因と診断及び保全実習
4.現場保全の問題解決
(1)トラブルを防ぐ改善提案
(2)受講者が抱えるトラブル質疑応答
5.まとめ
(1)コース内容のまとめ、確認
≪担当予定講師≫
高度ポリテクセンター
コース番号 H0811 生産現場の機械保全技術
訓練日程
6/2(月)~6/3(火)
実施時間帯
10:00~16:45
(昼休憩45分)
総訓練時間
12時間
受講料
18,000円
定員
10名
対象者
~トラブル事例から機械要素部品の見方と保全方法を学ぼう~
設備保全業務に従事している方
≪訓練内容の概要≫
締結部品のトルク管理や温度の測定・管理、振動による振動診断、回転機械・油圧機器等の分解組立作業といった、生産現場で必要な実務作業を通して機械保全作業を習得します。また、定量的に生産設備の状態を評価するために必要となる知識も習得できます。
設備保全業務に従事している方
≪訓練内容の概要≫
締結部品のトルク管理や温度の測定・管理、振動による振動診断、回転機械・油圧機器等の分解組立作業といった、生産現場で必要な実務作業を通して機械保全作業を習得します。また、定量的に生産設備の状態を評価するために必要となる知識も習得できます。
訓練内容
使用機器・教材
トルクレンチ、振動検出器、油圧バルブ、油圧シリンダ等
持参品・服装
持参品:
服装:作業服(上着)、作業帽
実施場所
高度ポリテクセンター
備考
受講者の声
- 人にどう伝え、どう意志の疎通が取れるか、コミュニケーションがとても大事だと思った。自分の思い込みだけで行うのではなく、色々な手法があるのでもっと勉強が必要。
- モータなど日々使用している機械を実際に分解することによって構造理解が深まった。
- 他社の保全に関しても質問することができ、自社との比較をして自社の保全の見直しが出来ると思った。