1.雷のメカニズムと雷サージ
(1)雷の発生
(2)直撃雷・誘導雷・逆流雷
(3)雷電流の性状(夏季雷・冬季雷)
2.雷被害とそのメカニズム
(1)電力系統の雷害
(2)通信機器の雷被害
(3)電気工作物の雷被害
(4)電化製品・ネットワーク機器の雷被害
(5)再生可能エネルギー(風力・太陽光発電設備)の雷被害
3.雷サージ対策の種類
(1)雷サージ対策部品の種類と特性ならびに選定
(2)SPDの構成と特性
(3)雷対策システム(接地の役割・等電位化・絶縁化)
(4)接地線敷設の良い例・悪い例
(5)用途別雷害対策の設計演習
4.雷害対策技術
(1)電力系の被害とその対策技術
(2)通信系の被害とその対策技術
(3)構造物の被害とその対策技術
(4)再生可能エネルギー(風力・太陽光発電設備)の雷被害とその対策技術
(5)雷害対策の効果と計測装置
(6)雷害対策配線実習
5.雷保護に関する規格
(1)雷保護関連法規
(2)雷保護関連規格
6.確認・評価
(1)全体的な講評及び確認・評価
≪担当予定講師≫
株式会社昭電
コース番号 D2041 雷被害から学ぶ雷サージ対策技術<雷保護技術>
訓練日程
6/26(木)~6/27(金)
実施時間帯
10:00~16:45
(昼休憩45分)
総訓練時間
12時間
受講料
25,000円
定員
12名
対象者
~効果のある耐雷対策ができていますか?~
電気設備、通信設備の設計・保守・運用に携わっている方
≪訓練内容の概要≫
電子機器の普及と電源の低電圧化に伴い、雷被害が増加しています。本コースでは、電線や接地(アース)などから侵入する雷に対する「内部機器の雷保護」、避雷針など直撃雷を対象とした「建物等の雷保護」について、発生メカニズムを理解し、効果的な耐雷設計手法を習得できます。また、JIS規格に対応したSPDの特性と実践的な設計・リニューアル技術について、実習を通して理解することができます。
電気設備、通信設備の設計・保守・運用に携わっている方
≪訓練内容の概要≫
電子機器の普及と電源の低電圧化に伴い、雷被害が増加しています。本コースでは、電線や接地(アース)などから侵入する雷に対する「内部機器の雷保護」、避雷針など直撃雷を対象とした「建物等の雷保護」について、発生メカニズムを理解し、効果的な耐雷設計手法を習得できます。また、JIS規格に対応したSPDの特性と実践的な設計・リニューアル技術について、実習を通して理解することができます。
訓練内容

使用機器・教材
サージ発生装置、SPD、雷サージ対策部品、耐雷トランス、オシロスコープ(高電圧プローブ)
持参品・服装
実施場所
高度ポリテクセンター
備考
受講者の声
- 今まで漠然とした対策・提案しかできなかったが、系統的な説明を受けて理解が深まり雷対策部品接地等の対策が知識として身に付いた。
- 雷対策の観点から見た接地線の配線につい理解できた。
- 実例に基づいた紹介なので、実践的、経済合理性の観点も入っており、今後、業務で十分な対策を立てることが出来る。
- SPDの種類や設置の配線方法について理解することができました。
- 重要な所は、時間を使って細かく説明してくれるので良かったです。