1.事故事例と破壊のメカニズム
(1)破損事故事例と防止の考え方
(2)脆性破壊
(3)応力腐食割れとクリープ破壊
(4)高サイクル疲労破壊と低サイクル破壊
(5)演習問題(応力と疲労寿命)
2.疲労強度設計概要と疲労寿命データ
(1)構造物に発生する応力とひずみ
(2)構造強度評価の体系
(3)静的強度設計法(材料試験)
(4)疲労限度と高サイクル寿命設計法
(5)演習問題(円筒容器の肉厚、限界荷重、単品部品の寿命予測と疲労試験による検証)
3.破壊力学概要と実務での適用
(1)強度設計における破壊力学の役割
(2)応力拡大係数とFEMによる算出
(3)破壊靭性と脆性破壊強度の評価
(4)疲労亀裂進展速度と進展下限界値を用いた寿命設計法
(5)高サイクル疲労強度設計と低サイクル疲労寿命設計法
(6)演習問題(限界深さ、脆性破壊、欠損寸法、溶接接手部品の寿命予測と疲労試験による検証)
4.まとめ
≪担当予定講師≫
元 株式会社日立製作所 博士(工学) 宇佐美 三郎
コース番号 C5461 疲労強度設計の勘どころ ※金属の疲労強度設計を破壊力学、CAEから予測し、疲労試験で検証します。
訓練日程
2/18(水)~2/20(金)
実施時間帯
10:00~16:45
(昼休憩45分)
総訓練時間
18時間
受講料
35,000円
定員
12名
対象者
~構造物の破壊メカニズムを理解し、疲労強度設計の考え方を習得しよう!~
設計・開発・生産技術業務に従事している方で、材料力学の知識のある方
≪訓練内容の概要≫
市場における製品の破壊事故の約80%が、疲労に起因しています。強度設計においては、十分な構造強度検討と疲労の知識に基づいて構造を決定する必要があります。本コースでは、破壊力学の知識とCAE(構造解析)から疲労寿命を予測し、疲労試験でその結果を検証することにより疲労強度設計の進め方を習得します。
※CAEの演習では、SWの疲労解析スタディは使いません。
設計・開発・生産技術業務に従事している方で、材料力学の知識のある方
≪訓練内容の概要≫
市場における製品の破壊事故の約80%が、疲労に起因しています。強度設計においては、十分な構造強度検討と疲労の知識に基づいて構造を決定する必要があります。本コースでは、破壊力学の知識とCAE(構造解析)から疲労寿命を予測し、疲労試験でその結果を検証することにより疲労強度設計の進め方を習得します。
※CAEの演習では、SWの疲労解析スタディは使いません。
訓練内容
使用機器・教材
疲労試験機(100kN)、SolidWorks Simulation(使用経験の有無は問いません)
持参品・服装
関数電卓、作業帽[実習場に入る際に使用(貸出可)]
実施場所
高度ポリテクセンター
備考
受講者の声
- 疲労評価を体系的に理解できた。