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能力開発セミナー

コース番号 C532A 筐体熱設計と熱流体解析による検証技術 ※ポリテクセンター関西にて実施  

訓練日程
7/25(木)~7/26(金)
実施時間帯
9:15~16:00(昼休憩45分)
総訓練時間
12時間
受講料
34,000円
定員
12名
対象者
~熱を知り、設計に活かす!~
筐体設計を行う方で、CAEを活用して熱を考慮した設計業務に携わる方

≪訓練内容の概要≫
機械の小型軽量化により発熱密度が増大している一方、デザインや静音性の観点からファンレス化や密閉化が進んでいるため、製品企画の段階から放熱や冷却を考慮した冷却構造の設計が必要とされています。
本コースでは、3次元CAD/CAEを活用し、熱を考慮した筐体設計を行う技術を習得します。
訓練内容

1.熱設計の目的と現状 
(1)熱設計の入出力と目的
(2)電子機器・部品の進歩と熱設計の変化
(3)機能・寿命と安全性
(4)温度上限の種類と具体例

2.伝熱の基礎
(1)熱とは何か
(2)熱抵抗と熱のオームの法則
(3)熱伝導・対流・放射のメカニズムと基礎式
(4)物質移動に伴う熱移動 

3.伝熱工学的手法による熱計算
(1)伝熱工学式による計算
(2)熱回路網法演習

4.電子機器の放熱経路と熱対策
(1)電子機器の放熱モデル
(2)放熱経路による電子機器の分類
(3)熱対策体系図

5.熱設計基礎知識
(1)発熱量のとらえ方
(2)電子・電気部品の構造と熱抵抗
(3)基板の構造と熱的影響
(4)測定誤差

6.電子機器の熱流体解析とは
(1)CFDの概要 
(2)熱設計と熱解析の関係 
(3)主な市販ソフトウエア 
(4)熱解析の流れと解析誤差

7.離散化誤差とその抑制 
(1)温度境界層と適切なメッシュ分割方法 
(2)層流・乱流モデルの選択

8.電子機器筐体のモデル化 
(1)筐体のモデル化方法 
(2)通風放熱型機器と筐体伝導型機器 
(3)通風口のモデル化

9.筐体を使った基板・部品の冷却 
(1)部品の熱を筺体に逃がすモデル 
(2)接触熱抵抗の値の決め方とモデル化 
(3)基板の熱を筺体に逃がすモデル 
(4)基板の等価熱伝導率の算出

10.冷却部品 のモデル化 
(1)ファンモデルの使い方と注意点(P-Qカーブ) 
(2)換気扇・扇風機、並列配置 
(3)冷却部品のモデル化 
(4)TIMモデル化の注意点 


≪担当予定講師≫
株式会社サーマルデザインラボ 代表取締役 国峯 尚樹

使用機器・教材
SolidWorks、SolidWorks Flow Simulation
持参品・服装
関数電卓
実施場所
ポリテクセンター関西
備考
※日程が変更になっています。(7/24~7/25→7/25~7/26)

受講者の声

  • 今後新しく進める業務に役立つ。  
  • 熱流体解析を行う際の基礎知識を知ることができたと感じました。
  • 熱設計をないがしろにしていた為、理解を深めることが出来た。 

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