【開催予定日(コース番号・日程)】
T0021 2016年05月24日(火)〜05月25日(水)
T0022 2016年12月08日(木)〜12月09日(金)
【受講料】
20,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 エミッタ接地増幅回路
1.コースの概要
 エミッタ接地増幅回路を主題にして、素子の特性を最大限活用するためのデータシートの読み方、回路定数決定の理論と設計方法、電子回路やその設計方法全般を習得できます。実際に回路をはんだ付け製作し、入出力特性や周波数特性などをオシロスコープやネットワークアナライザなどで計測し、シミュレーションと比較し、実測結果を評価します。また、スイッチング、エミッタフォロアについても解説をします。

2.使用機器等
 オシロスコープ、信号発生器、マルチメータ、ネットワークアナライザ、Pspice

3.担当予定講師
 高度ポリテクセンター

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
T003
T007
T004
T008

6.その他

受講者の声
  • トランジスタ回路の定数決定方法について理解が深まった。
  • 流用していた電源回路のトランジスタ周辺回路について、正しい意味で理解できた。
  • 業務で電子回路を扱うことが増えてきたので、その基礎的な知識として身についた。
  • トランジスタを使用した回路の抵抗、電流、電圧が出力へ、どう影響してくるか理解することができた。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.バイポーラ・トランジスタとは? (1)トランジスタの動作モデル
(2)トランジスタの動作
(3)増幅回路への応用
2.0H
2.エミッタ接地増幅回路 (1)各部の動作波形を見る
(2)エミッタ接地はニつのブロックで構成されている
(3)パスコンの役割
(4)出力が逆相になる理由
(5)出力インピーダンス
3.0H
3.エミッタ接地増幅回路の設計方法 (1)設計手順
(2)電源電圧の求め方
(3)トランジスタの選び方
(4)動作点の決め方
イ.周波数特性を良くするには?
ロ.雑音特性を良くするには?
(5)最大出力をチェックする
(6)バイアス回路の決め方
(7)結合コンデンサの決め方
(8)パスコンの決め方
2.0H
4.設計のエクササイズ(設計と製作) (1)自分で立てた設計コンセプトを回路で実現する
(2)動作確認と特性の測定
2.0H
5.エミッタ・フォロワ (1)各部の動作波形を見る
(2)出力インピーダンスが低い理由
(3)エミッタ・フォロワの設計方法
イ.コレクタ損失による発熱
ロ.発振を防ぐには?
(4)プッシュプル・エミッタ・フォロワ
2.0H
6.まとめ (1)質疑応答 1.0H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。