【開催予定日(コース番号・日程)】
P0181 2016年12月15日(木)〜12月16日(金)
【受講料】
21,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 実習風景
1.コースの概要
 安定動作をするアナログ増幅回路を実現するにはフィードバック回路が必要です。回路の不安定要因なども理解しながらボード線図を使ったフィードバック回路の設計手法を実習を通して習得できます。キーワード:オープンループ特性、ボード線図、エラーアンプ回路、位相補償回路、バックコンバータ

2.使用機器等
 オシロスコープ、電子負荷装置、ディジタルマルチメータ、パワーメータ

3.担当予定講師
 (株)インパルス工学博士 瀬川 毅 ※パワエレ機器の研究開発に従事

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
P001
P002

6.その他
【持ち物】筆記用具・ノート・関数電卓

受講者の声
  • フィードバック回路について理解が深まった。考え方を整理することができた。
  • これでDC-DCコンバータのバックコンバータの一連の設計をつかむことができた。
  • 今まで複雑な数式で表現されて、実務にどのように役立てればよいのか分からなかった技術を分かりやすく説明していただけた。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.ネガティブフィードバックとは (1)OPアンプはネガティブフィードバックで動く
(2)ネガティブフィードバックの概要
(3)ネガティブフィードバックはオープンループゲインが活躍
(4)しかしオープンループゲインは周波数特性をもつ
2.0H
2.伝達関数と周波数特性 (1)系の特性は複素数(=周波数特性)で表す
(2)周波数特性は伝達関数と同じ
(3)系の周波数特性、伝達関数を求めるのがシステム同定
(4)オープンループゲインの設計は周波数特性の設計
1.0H
3.いろいろな伝達関数 (1)一般的な伝達関数
(2)伝達関数をボード線図、骨格ボード線図に書く
(3)周波数特性を設計する
3.0H
4.ネガティブフィードバックの安定性 (1)ナイキストの安定判別法
(2)オープンループゲイン、位相マージン、ゲインマージン
0.5H
5.ネガティブフィードバックの設計 (1)ネガティブフィードバック回路の設計はエラーアンプの設計
(2)エラーアンプは高域の位相を遅れないように
(3)いろいろなエラーアンプ
(4)エラーアンプを設計してみよう
2.5H
6.DC-DCコンバータ(バックコンバータ)のエラーアンプ (1)バックコンバータの伝達関数
(2)gmアンプ型エラーアンプについて
(3)gmアンプ型エラーアンプの設計
(4)位相余裕の変化による出力波形
2.5H
7.質疑応答 (1)全体的な講評および確認・評価 0.5H

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 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。