【開催予定日(コース番号・日程)】
P0011 2016年06月02日(木)〜06月03日(金)
P0012 2016年07月21日(木)〜07月22日(金)
P0013 2016年08月04日(木)〜08月05日(金)
【受講料】
21,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 実習風景
1.コースの概要
 パワーエレクトロニクス回路のキー技術である「スイッチング」を中心にその周辺の回路技術を実習を通して習得できます。また、PWM、パワーMOSFET、パワーMOSFETのドライブ回路、キャパシタ、インダクタといったキーポイント技術、知識を解説し、さらにフルブリッジ回路を設計して、具体的なパワーコントロールの道を示します。キーワード:スイッチング電源、パワエレ素子の特性、インバータ設計、電力安定化技術

2.使用機器等
 オシロスコープ、周波数特性分析器(FRA)、発振器、ディジタルマルチメータ

3.担当予定講師
 (株)インパルス 工学博士 瀬川 毅    ※パワエレ機器の研究開発に従事

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
P002
P020
P018

6.その他
【持ち物】筆記用具・ノート・関数電卓

受講者の声
  • 理論を実験を通じて体験的に学ぶことが出来た。
  • 気づいていなかったことに対して改めて理論的に整理することができた。
  • 回路について学びに来ていましたので、期待通りでした。
  • 講師の説明を聞きながらでとてもよくわかりやすかったです。
  • インダクタンス、キャパシタンス等の部品からPMWによる制御回路まで広く学ぶことができた。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.パワーエレクトロニクス概要 (1)パワーエレクトロニクス技術概略
(2)主なパワー変換回路の応用
1.0H
2.スイッチング回路の特徴 (1)シリーズレギュレータとスイッチングレギュレータの比較
(2)スイッチング損失、ノイズ及び出力リプルの発生要因
1.0H
3.パルス変調と復調 (1)PWM、PFM、PDM
(2))PWM周波数の分解能とキャリア周波数の限界
(3)PWM復調回路におけるカットオフ周波数の設計
2.0H
4.コイル・コンデンサ (1)コイル、コンデンサの性質
(2)パワー回路から見た現実のコイルとコンデンサ
(3)表皮効果と近接効果
(4)ESR、定格リプル電流、ESL
(5)各種コンデンサのインピーダンス特性
3.0H
5.パワーMOSFET (1)パワーMOSFETの外形による選択
(2)ドライブ技術と各種ドライブIC
2.0H
6.フルブリッジ回路によるインバータの設計 (1)インバータの設計仕様
(2)各素子の選定(MOSFET、コイル、コンデンサ、他)
(3)CPUによる正弦波指令値発生
(4)AC出力の測定・評価
2.0H
7.実用化のために (1)過電流保護回路、各種電流・電圧検出法
(2)出力電圧・電流の安定化
1.0H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。