【開催予定日(コース番号・日程)】
M0941 2017年03月08日(水)〜03月10日(金)
【受講料】
37,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 チタン合金への穴あけ実験
1.コースの概要
 生産性向上の切り札は、高能率切削と高速切削です。高能率・高速切削加工を工具材種、切れ刃形状、切削条件の各側面から理解し、具体的手法と事例を通じて、切りくずコントロールの重要性や、労働安全とトラブル対策を考えます。更に、航空機材料等の難削材や鋳鉄系材料でも高速切削が可能な事例を取り上げます。実習・実験では高生産性のメリットを発揮する切削法を旋削、エンドミル切削、正面フライス切削、ドリル切削で調べ、切削データをお持ち帰り頂きます。

2.使用機器等
 マシニングセンタ、切削抵抗動力計、デジタルマイクロスコープ

3.担当予定講師
 元 三菱マテリアル(株)切削加工技術顧問 狩野 勝吉

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計18時間) となります。

5.関連コース
M092
M094

6.その他
【持ち物】作業服(上)、作業帽

受講者の声
  • 今後の業務で、まだまだ加工を速くできそう。
  • 実習で実際に切削を五感で感じられて、とても理解が深まった。
  • 座学では初めて学ぶことも多かったし、実習では実際に目の当たりに出来たので役に立った。
  • アルミのV300以上で削らないと具合が悪かったから役に立った。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.高能率・高速切削の定義とメリット (1)高能率・高速切削の定義
(2)微細径切削工具・ワークと高回転切削
(3)難削材と高能率・高速・超高速切削
3.5H
2.工具材種から見た高能率・高速切削 (1)工具材種からみた高能率・高速切削
(2)切れ刃形状からみた高能率・高速切削
(3)切削条件からみた高能率・高速切削
(4)切りくずコントロールの適否と高能率・高速切削
6.0H
3.実例と進め方 (1)コスト算出の経済計算モデル
(2)標準数を用いた切削加工の高能率化手法
(3)切削加工における実切削時間と非切削時間の管理
(4)セラミックス・cBNによる超高速切削
5.0H
4.安全とトラブル防止 (1)溶融状態の切りくず飛散制御
(2)工具の遠心膨張による精度低下と破損
3.0H
5.まとめ (1)質疑応答
(2)訓練コースのまとめ
0.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。