【開催予定日(コース番号・日程)】
M0931 2016年12月14日(水)〜12月16日(金)
【受講料】
37,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 チタン合金への穴あけ実験
1.コースの概要
 チタン合金や超耐熱合金は今後、航空機産業や電力・エネルギー産業の発展に伴い切削加工の需要が着実に増大しています。これら難加工材からチタン合金(Ti-6Al-4V)、超耐熱合金(インコネル718、その他)を取り上げて旋削、エンドミル切削、ドリル切削の生産性向上、トラブル対策を検証・解説します。

2.使用機器等
 汎用旋盤、マシニングセンタ、切削抵抗動力計、表面粗さ・形状測定機

3.担当予定講師
 元 三菱マテリアル(株)切削加工技術顧問 狩野 勝吉

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計18時間) となります。

5.関連コース
M092
M094

6.その他
【持ち物】作業服(上)、作業帽、電卓 【配布テキスト】難削材の上手な削り方 チタン合金

受講者の声
  • 本だけでは理解できなかったことが、実際の作業を見て勉強になり理解できた。
  • 教材:文字だけでなく、写真、絵での説明があり分かり易い。
  • 実験結果の数値により理論的に理解することによって、現在までの加工経験の理解を深めることができ、加工経験の無い後輩にも説明することができると思う。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.各種材料特性・工具選択 (1)チタン合金と耐熱合金の切削特性と切削技術
(2)チタン合金と耐熱合金の適正工具材種の選択と適正加工条件
(3)チタン合金と耐熱合金の切削におけるトラブル対策
2.0H
2.切削加工技術 (1)チタン合金と耐熱合金の旋削加工技術
(2)チタン合金と耐熱合金のエンドミル加工技術
(3)チタン合金と耐熱合金のドリル加工技術
2.0H
3.旋削加工と各種トラブル対策 (1)チタン合金と耐熱合金の切削現象と切削抵抗の関係
(2)チタン合金と耐熱合金の高速切削技術
(3)チタン合金と耐熱合金切削における最適工具材種の選択方法
(4)チタン合金と耐熱合金のトラブル対策
4.5H
4.エンドミル加工と各種トラブル対策 (1)チタン合金と耐熱合金の切削抵抗と適正加工条件
(2)チタン合金と耐熱合金の適正工具材種の選択方法
5.0H
5.ドリル加工と各種トラブル対策 (1)切削抵抗と精度の関係
(2)チタン合金と耐熱合金の穴加工におけるトラブル対策
4.0H
6.まとめ及び質疑応答 (1)質疑応答 0.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。