【開催予定日(コース番号・日程)】
J0061 2017年01月26日(木)〜01月27日(金)
【受講料】
20,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 Simulinkシミュレーション
1.コースの概要
 MATLAB/Simulinkを使用して制御系設計をシミュレーションをベースに習得します。同一の制御対象(モータ系)を古典制御(PID制御)による設計と現代制御で設計を行うことにより両方の制御系設計法を習得できます。

2.使用機器等
 ソフトウェア:MATLAB、Simulink

3.担当予定講師
 システムシミュレーション研究所 城谷 聡美(『図解と実験で学ぶサーボ制御の理論と実践』など、著書多数)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
J003
J004
J005

6.その他

受講者の声
  • MATLABや現代制御に触れることが初めてだったので勉強になりました。
  • 古典制御におけるPID制御系の理論的理解ができた為。また、現代制御において状態空間方程式の作り方を学べた為。
  • 一般的な構造から今まで合わせ込んでいたが、本来そこには発散限界を物理式から明確にするという基本に立ち返ることができ為になった。仕事の進め方の改善にもつなげられる。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.制御技術の概要 (1)自動制御とは
イ.シーケンス制御とフィードバック制御
(2)制御技術とは
イ.古典制御について
ロ.現代制御
1.0H
2.モデル化のアプローチについて (1)物理原理からの数式の導出
(2)構造モデルの理解と計測データからの式の同定
(3)伝達関数について
0.5H
3.シミュレーション(古典制御) (1)制御対象のステップ応答と周波数応答の解析
(2)P制御のステップ応答と周波数応答の解析
(3)I制御のステップ応答と周波数応答の解析
イ.2次遅れ系の特徴の理解
ロ.固有周波数と減衰定数の理解
ハ.ゲイン余裕と位相余裕による設計ポイント
(4)PIコントローラ設計
(5)PDコントローラ設計
5.0H
4.シミュレーション(現代制御) (1)状態変数、状態方程式について
(2)制御対象の初期値応答の解析
(3)現代制御での安定性解析について
(4)極配置法と状態フィードバック
(5)オブザーバについて
5.0H
5.まとめ (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 0.5H

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 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。