【開催予定日(コース番号・日程)】
E0611 2016年09月29日(木)〜09月30日(金)
【受講料】
22,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 使用するARMマイコンボード
1.コースの概要
 組込み用マイコンとしてARM Cortex-Mを使用し、その概要とアーキテクチャについて学んだ後、リアルタイムOSであるμT-Kernelを用い、タスクの制御方法など実際のボードでプログラムを動作させながらマルチタスクのプログラミング手法が習得できます。

2.使用機器等
 実習ボード(ARM Cortex-M4 搭載ボード) 開発環境(KEILμVision4)

3.担当予定講師
 アンドールシステムサポート(株)(ARM系プロセッサの専門的知識と豊富な開発実績を持つ講師が担当します)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
E016
E068

6.その他
【前提知識】C言語プログラミング経験

受講者の声
  • 旧来のITRONとの差異について知ることが出来ました。ARMプロセッサに関する知識が得られ、開発環境の操作についても有意義でした。
  • タスク同期/通信のAPIをT-Kerner仕様で演習出来た。既存プロダクトの流用から入ったので、ARMアーキテクチャそのものを見直す機会となった。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.CPUアーキテクチャの概要 (1)プロセッサCortex-M4の概要
(2)リアルタイムの必要な理由
(3)μT-Kernelの仕様と概念
2.0H
2.μT-Kernelの基本機能 (1)実習環境の説明
(2)ポート制御PCRレジスタについて
(3)タスク実習
イ.クリエイト
ロ.スリープ
ハ.優先度
(4)セマフォについて
(5)セマフォを使用した実習
(6)イベントフラグについて
(7)イベントフラグを使用した実習
(8)メールボックスについて
(9)メールボックスを使用した実習
5.0H
3.割込み機能 (1)割込み管理機能について
(2)外部割込み実習
1.0H
4.時間管理機能 (1)周期ハンドラについて 1.0H
5.デバイス管理機能 (1)デバイス管理機能
(2)RS232Cによる実習
(3)応用課題 ・ポテンショメータ読み取りタスクとRS232C通信タスクの組み合わせ
2.5H
6.確認・評価 (1)全体的な講評及び確認・評価 0.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。