【開催予定日(コース番号・日程)】
E0241 2016年06月29日(水)〜07月01日(金)
【受講料】
24,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 使用する組込みLinuxボード
1.コースの概要
 高性能SOC搭載のマイコンボードの登場により、組込みLinux導入の事例が多くなっています。本コースでは、組込み用Linuxの概要、組込み用Linuxを使用する場合のメリット/デメリットについて説明し、実際の開発でポイントとなる開発環境の構築方法や実装手法、各種機能等の知識について学びます。実際のマイコンボードを使用した実習で実践的なスキルが習得できます。

2.使用機器等
 組込みLinux実習ボードArmadillo-800EVA(LED、LCD、モータ等)、Linux(Kernel 2.6.35)

3.担当予定講師
 日本システム開発(株)(組込みLinuxのシステム開発経験豊富な講師が担当します)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計18時間) となります。

5.関連コース
E025
E040

6.その他
【前提知識】C言語プログラミング経験、Linuxの基礎知識

受講者の声
  • これまでのPC Linuxの知識の再確認、補完ができた。新たな組込みLinuxの実装技術を得ることができた。
  • 業務にてハード開発を行っており、テストプログラム作成等にて、断片的に開発環境を使用することはありましたが、今回のセミナーにて知識が整理され、今後の開発に役立てると思います。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.組込みLinux概要 (1)組込みシステム
(2)組込みOS
(3)組込みLinux
3.0H
2.組込みLinuxの起動過程 (1)ブートローダ起動
(2)カーネル初期化処理
(3)ユーザーランドの初期化処理
(4)Linux起動実習 ・U-Bootビルド ・ターゲットへの書き込み ・カーネルコンフィグレーション・ビルド ・ロードテスト
3.0H
3.組込みLinuxソフトウェア開発 (1)組込みLinux開発環境
(2)Busyboxによるファイルシステム構築実習
(3)C言語による組込みLinuxプログラミング実習 ・ソースコード作成 ・コンパイル(makeによる自動コンパイル) ・ライブラリインストール
(4)デバッグ手法 ・GDBserverのビルド・インストール ・GDBによるクロスコンパイル
6.0H
4.組込みLinuxシステム構築 (1)ブートローダインストール
(2)Linuxカーネル構築
(3)ルートファイルシステム構築
(4)アプリケーション組込み実習 ・SWによるLED点灯制御 ・LCD制御
5.5H
5.まとめ (1)実習の全体的な講評および確認・評価 0.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。