【開催予定日(コース番号・日程)】
C4221 2016年11月08日(火)〜11月10日(木)
【受講料】
30,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 
1.コースの概要
 CAEが3次元CADに統合され、誰もが手軽に解析できるようになったおかげで、設計補助ツールとして設計品質の向上と効率アップに大きく貢献するようになりました。しかし、使い方を誤ると予期しない解析結果を導き出すこととなってしまいます。本コースでは、設計者が流体・熱流体の各種現象を定性的・定量的に捉え、流体・熱流体解析の長所・短所を理解し、3次元CAD/CAEを設計の検証ツールとして活用するためのポイントを習得します。

2.使用機器等
 SolidWorks、SolidWorks Flow Simulation

3.担当予定講師
 (株)構造計画研究所

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計18時間) となります。

5.関連コース
C421
C531

6.その他
【持ち物】関数電卓

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.流体解析概論 (1)流体解析概要(流体解析の特徴と入力条件と得られる結果と評価)
(2)適用事例と活用技術
(3)流体基礎理論
2.5H
2.配管(内部流れ)流れの解析実習 (1)解析目的把握とモデル準備
(2)境界条件(流量、圧力)の定義
(3)流体解析実行と計算過程の見方
(4)結果(流量と圧力損失)の評価
(2)境界条件(流量、圧力)の定義
(3)解析実行
(4)結果(圧力損失)の評価
(5)演習問題
2.0H
3.解析の注意点 (1)メッシュの違いによる解の変化
(2)誤差要因について
2.0H
4.物体周辺流れ(外部流れ)の抗力解析実習 (1)cd値の算出
(2)レイノルド数による流れの変化
(3)非定常流れ
3.0H
5.熱流体解析概要 (1)熱流体解析概要(特徴と適用事例)
(2)熱流体力学(熱伝導・伝熱、対流、ふく射)理論
2.0H
6.熱伝導解析実習(対流熱解析) (1)境界条件(温度、固体・流体物性値)定義
(2)熱伝導解析実行と計算過程の見方
(3)解析結果(温度)の評価
(4)演習問題(自然対流と強制対流)
3.0H
7.熱ふく射解析 (1)熱ふく射の考え方
(2)演習問題(ふく射を考慮した解析)
1.0H
8.熱接触抵抗 (1)熱接触の考え方
(2)演習問題(熱接触を考慮した解析)
1.0H
9.ファンによる強制対流熱解析実習 (1)ファンの考え方
(2)演習問題(ファンの設定とモデル化および解析)
1.0H
10.総括 (1)まとめ
(2)質疑応答
0.5H

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 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。