基本方針
今や全ての産業は、世界中が市場であり、競争相手です。とりわけ、ものづくりに関わる産業は、その激烈な競争に負けないためにも優れた技能・技術力を有する人材の育成は欠かせません。さらに、少子高齢化の先進国となってしまった日本では、優れた人材の確保も重要な経営課題の一つになっています。
人材は、重要な経営資源です。人材育成を計画的、継続的に行うことは、自社の現場力の強化、競争力の強化につながります。
その優秀な人材を育成するには、謙虚に学び、現場の現象や状態に向き合い、推論に基づき果敢に課題・問題に挑戦する機会が大事です。また、従来の単一の専門分野に限定した専門知識及び技能・技術を有する“昨日の専門家”を育成するのではなく、現場の改善や課題解決ができる力、すなわち高度な現場力を有し、明日を切り開くことができる“明日の専門家”を育成することです。物事の原理・原則の理解、基本技術の徹底した習得と多様な専門知識と技能・技術を習得した幅広い基盤技術の上に、新しく、深く、高度な専門性を磨き上げることが重要です。
そのためにも自社内だけに限定した人材育成にとどまらず、多様な技能・技術と実務経験を有する講師や受講者と相互に交わり、自らの職業能力を高められる機会をご提供いたします。
ぜひ、みなさまの様々なご要望を高度ポリテクセンターへお寄せください。高度ポリテクセンターは、次の“3つの心”で、受講される方々をはじめとして、事業主及び事業主団体等のみなさまに寄り添い、一緒になって考え、明日の専門家づくりに向かってみなさまの人材育成のお手伝いをいたします。