【開催予定日(コース番号・日程)】
V0191 2016年09月08日(木)〜09月09日(金)
V0192 2016年12月15日(木)〜12月16日(金)
【受講料】
25,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 ライティング実習の様子
1.コースの概要
 マシンビジョンシステムを様々なアプリケーションに適用するために、その中核をなす新しいライティング技術に関し、その最適化設計過程を中心に、理論的裏付けとなる本質部分を解説します。人間の視覚映像とは大きく異なる画像処理システムの撮像における最適化設計過程の勘所と考えの元となる本質部分を掴み取ることにより、様々な案件に対応する実践力を習得できます。(前提知識としてマシンビジョン応用編受講済が望ましいです。)

2.使用機器等
 PC、カメラ、各種レンズ、LED照明機器

3.担当予定講師
 マシンビジョンライティング(株) 代表取締役 増村 茂樹(LED照明を用いたライティング設計の専門家で数多くのコンサルティングをされている方です)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
V008
V009

6.その他
【配布テキスト】マシンビジョンライティング (実践編) 増村茂樹著

受講者の声
  • 基礎、応用編と学んだことを掘り下げ、各演習により良く理解できました。
  • 今まで学んできた光学構築技術を理論的に学ぶことが出来た。
  • マシンビジョンライティングの考え方を業務に適用し易くなった。
  • 画像の特徴量を安定して抽出するためのライティング技術の理解が深まった。
  • 実習で理解を深めることができた。実務では、見たい物の特性を事前に調査して光学系の方針を立てることが出来るため。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.視覚情報とマシンビジョン (1)コース概要及び専門的能力の確認
(2)視覚情報の本質
(3)物理量と心理量
(4)色情報による画像評価
(5)ロバスト性を考慮したシステム
2.0H
2.視覚システムと照明 (1)光物性と照明設計へのアプローチ
(2)視覚機能と評価量
1.0H
3.マシンビジョンの論理構造 (1)照明とライティング
(2)光の変化量の最適化
(3)撮像画像の濃淡生成
1.0H
4.照射光と物体との関係 (1)照明法の基本方式
(2)光源と光の照射形態
(3)物体面を均一に見る手法
1.0H
5.最適化システムとしての照明 (1)光の変化と画像の濃淡
(2)機械にとっての照明法
1.5H
6.物体光の制御と捕捉 (1)直接光の明暗を制御する手法
(2)散乱光の明暗を制御する手法
(3)暗視野における濃淡変化
2.0H
7.色の変化と物理量 (1)マシンビジョンにおける色の考え方
(2)色評価へのアプローチ
(3)画像における色の変化量
(4)色の生成過程
(5)人間には見えない色を捉える手法
1.5H
8.光の変化を捉えた照明設計 (1)光の変化と照明法
(2)光の変化と「色」
(3)色情報の定量化へのアプローチ
(4)色情報の定量化への検証
(5)白黒カメラでの指定色捕捉設計
1.5H
9.まとめ 各実習に対する確認・評価及び講評 0.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。