【開催予定日(コース番号・日程)】
T0661 2016年07月21日(木)〜07月22日(金)
【受講料】
20,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 電解コンデンサ液漏れによるパターン切れの例
1.コースの概要
 電子機器の設計の際に安全性と信頼性の関係を理解していないとリスクの低減したはずが、想定外の事故を起こすことになります。本コースは、半導体部品やコンデンサの故障を理解し、その故障体系を理解することで安全設計に役立てる方法を事例を通じて学びます。また安全設計と信頼性設計の関係を理解し、信頼度予測と安全度水準を考慮した設計手法について習得できます。

2.使用機器等
 関数電卓、ビデオ教材

3.担当予定講師
 楠本化成 受託サービス部 特別顧問 井原 惇行、安信経営工学研究所 所長 柴田 義文 工学博士(信頼性・安全性、品質工学分野で活躍されている2人によるセミナーです)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
T061

6.その他

受講者の声
  • 開発業務にたずさわっているが、新製品といえどもマイナーチェンジが多く、信頼性や安全性について考える機会がなかった為、とても勉強になった。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.製品事故の実態 (1)コースの概略と予備知識の確認
(2)製品事故の傾向
(3)故障を理解する
(4)製品事故の原因を探る
1.0H
2.電気部品故障を知る (1)部品故障の特徴
(2)部品故障の事例
1.0H
3.有効な解析技術と事例 (1)解析手順と留意点
(2)X線透過装置関連
(3)SEM関連
(4)その他の設備
1.0H
4.故障の体系化 (1)故障物理とは
(2)故障物理モデルを使った演習
1.5H
5.耐用年数と安全問題 (1)ライフエンド設計 1.5H
6.信頼性と安全 (1)安全設計と信頼性設計の関係
(2)安全設計の本質と原則
1.0H
7.信頼性技術と安全性技術 (1)信頼度予測と安全度水準(SIL)
(2)SILの算定
(3)信頼性試験と安全性試験
(4)試験データの解析方法
2.5H
8.本質安全設計 (1)想定外を回避する安全設計
(2)機能性設計
2.5H

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