【開催予定日(コース番号・日程)】
P0081 2016年07月27日(水)〜07月28日(木)
【受講料】
23,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 実習用IPMモータ
1.コースの概要
 IPMモータの構造と原理から座標変換、インバータのベクトル制御について学びます。シミュレータを用いたモータ制御システム設計実習を通してモータ制御技術を習得できます。また、設計を行ったシステムは実機による検証を行いさらに理解を深めることができます。

2.使用機器等
 モータ制御実習機器、MATLAB/Simulink、Simtrol-m

3.担当予定講師
 静岡理工科大学 教授 高橋 久(『C言語によるモータ制御入門講座』など、著書多数) (株)昭和電業社 長井 鉄也

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
P007

6.その他

受講者の声
  • これまで書籍からの情報のみ勉強していたが、実際の研究・開発者の話を聞く事ができた。
  • IPMモータの理論的理解を深められた。
  • 講義編にて各方面の説明があり、種々の課題(さらに不明確、知識不足)が明らかになった。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.IPMモータの構造と原理 (1)座標変換、d-qモデルの導出
(2)パラメータ測定(Ra,Ld,Lq,Φ,J,D)、等価回路
2.0H
2.PWMインバータによる駆動系 (1)SVM(空間ベクトル変調)
(2)d-q電流制御系、非干渉制御
(3)状態平均化モデル
(4)シミュレーション(PSIM)による検証
2.0H
3.駆動方法と特性 (1)始動法(ポジションセンサ、エンコーダ)
(2)電流進み角βの選び方
(3)電流・電圧定格による動作制約
(4)最大効率制御、磁束弱め制御、過変調
(5)速度センサレス制御
2.0H
4.モータ制御実習 (1)モータパラメータの測定(Ra,Ld,Lq,Φ)
(2)ポジションセンサの取り付け
(3)制御系のハードとソフトの理解
(4)d-q電流制御系の構築
(5)駆動実習
イ.電流制御系の追従性の確認(PIゲインの調整)
ロ.始動シーケンス(始動時の速度応答性の測定)
ハ.負荷試験(id,iqを可変したときの静特性の測定)
5.5H
5.まとめ (1)実習の全体的な講評および確認・評価 0.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。