【開催予定日(コース番号・日程)】
J0121 2016年07月19日(火)〜07月20日(水)
【受講料】
20,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 人工光型植物工場のイメージ
1.コースの概要
 近年急速に注目され普及し始めた「植物工場」、特に「人工光型植物工場」を対象として、施設設計、施工ならびに運用に係わる上で必要となる、光・温度・湿度・CO2濃度・pH・ECの測定、制御技術を習得するとともに、温度とCO2濃度の測定デ-タを利用した熱貫流係数と換気回数の演算手法を習得する。

2.使用機器等
 実習装置、通風型乾湿計、CO2センサ、pHセンサ、ECセンサ、測定器

3.担当予定講師
 千葉大学環境健康フィールド科学センター 特命研究員・NPO法人植物工場研究会 関山 哲雄

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
J0141

6.その他

受講者の声
  • 植物工場における現在の技術的問題等が分かった。
  • 事前知識をほとんど持っていなかったので勉強になりました。
  • 植物工場に関して、様々な分別(経営、肥料管理、植物生理等)のセミナーがあると良いと思います。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.コース概要及び留意事項 (1)訓練の目的
(2)専門能力の現状確認
(3)安全上の注意
0.5H
2.植物生理と環境要因 (1)植物の光合成・呼吸・蒸散作用
(2)植物生理諸作用と環境要因との関係
(3)品種特性と栽培方式
(4)人工光源の利用
2.0H
3.植物工場の環境制御技術 (1)環境制御の解決すべき課題
(2)植物育成に関与する放射の波長
(3)細霧発生による温湿度制御と飽差制御
(4)ヒートポンプによる温湿度制御
(5)CO2のゼロ濃度差施用法
(6)培養液濃度とEC、pH測定
(7)培養液の調整と制御
3.5H
4.日射・温湿度の測定実習 (1)日射・温室度測定用センサの特性
(2)通風型乾湿計による気温・湿度の測定実習
(3)湿り空気線図の活用法
(4)測定結果を用いた飽差計算
(5)測定結果の評価
3.0H
5.CO2濃度の測定実習 (1)CO2センサ・コントローラの特性
(2)CO2濃度変化の測定実習
(3)CO2濃度の測定結果を用いたハウス内換気回数の算出
(4)測定結果の評価
2.5H
6.まとめ (1)全体的な講評及び確認・評価 0.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。