【開催予定日(コース番号・日程)】
G1311 2016年12月07日(水)〜12月09日(金)
【受講料】
30,000円
【定員】
14名
コースイメージ画像
 
1.コースの概要
 品質工学は従来の手法(品質管理、実験計画法、重回帰分析など)と異なる考え方をするために理解しにくい、使いにくい、効果を出しにくいと思われがちですが、本来は非常に合理的かつ実践的で大きな効果を出せるものです。本コースでは、品質工学の実践に焦点を合わせて考え方と計算手順を簡潔丁寧に解説し、必要最小限の知識伝授・課題演習・ディスカッションを通じて参加者全員が品質工学を活用できるようにいたします。

2.使用機器等
 表計算ソフト

3.担当予定講師
 (株)小松製作所 コマツウェイ総合研修センタ 教育企画部 主幹 細井光夫

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計18時間) となります。

5.関連コース
G039

6.その他
品質工学で解決したい具体的な技術課題の持ち込み相談を歓迎いたします

受講者の声
  • 日常の業務に活かせると感じた。
  • これまではっきり決まっていなかった設計の方針を決める手助けとなる。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.品質工学とは (1)品質とは (2)品質管理との違い (3)実験計画法との違い 0.5H
2.因子 (1)特性値(品質を得たいなら品質を測るな) (2)信号因子 (3)誤差因子 (4)制御因子 (5)標示因子 1.0H
3.SN比 (1)SN比とは (2)ゼロ点比例式 (3)計算手順 (4)標準SN比 (5)望小特性と望大特性 1.5H
4.直交表 (1)直交表とは (2)要因効果図 (3)利得の推定 (4)利得の確認 (5)加法性 1.5H
5.パラメータ設計の手順 (1)本当の目的 (2)技術課題 (3)実験の計画と実施 (4)要因効果図作成 (5)最適条件選択 (6)確認実験 1.5H
6.パラメータ設計演習 (1)実験計画 (2)実験実施 (3)要因効果図作成 (4)最適条件選択 (5)確認実験 4.0H
7.演習のまとめと補足 (1)要因効果図の評価 (2)利得の再現性の評価 (3)技術の評価と反省 (4)失敗の価値 (5)許容差設計 2.0H
8.MTシステムのお話 (1)MT(マハラノビス・タグチ)システムとは (2)重回帰分析との違い (3)T法(1) (4)誤圧法 3.0H
9.ディスカッション ○質疑応答 ○事例相談 ○事例紹介 ○今後の進め方ほか 3.0H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。