【開催予定日(コース番号・日程)】
D2041 2016年06月14日(火)〜06月15日(水)
【受講料】
20,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 インパルス電圧発生装置
1.コースの概要
 電子機器の普及と電源の低電圧化に伴い、雷被害が増加しています。本コースでは、電線や接地(アース)などから侵入する雷に対する「内部機器の雷保護」、避雷針など直撃雷を対象とした「建物等の雷保護」について、発生メカニズムを理解し、効果的な耐雷設計手法を習得できます。また、JIS規格に対応したSPDの特性と実践的な設計・リニューアル技術について、実習を通して理解することができます。キーワード:SPD、耐雷シールドトランス、雷保護、接地(線)、等電位化、再生可能エネルギーの雷保護

2.使用機器等
 サージ発生装置、SPD、雷サージ対策部品、耐雷トランス、オシロスコープ(高電圧プローブ)

3.担当予定講師
 (株)昭電

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
D201

6.その他

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.雷のメカニズムと雷サージ (1)雷の発生
(2)直撃雷・誘導雷・逆流雷
(3)雷電流の性状(夏季雷・冬季雷)
1.0H
2.雷被害とそのメカニズム (1)電力系統の雷害
(2)通信機器の雷被害
(3)電気工作物の雷被害
(4)電化製品・ネットワーク機器の雷被害
(5)再生可能エネルギー(風力・太陽光発電設備)の雷被害
1.0H
3.雷サージ対策の種類 (1)雷サージ対策部品の種類と特性ならびに選定
(2)SPDの構成と特性
(3)雷対策システム(接地の役割・等電位化・絶縁化)
(4)接地線敷設の良い例・悪い例
(5)用途別雷害対策の設計演習
4.0H
4.雷害対策技術 (1)電力系の被害とその対策技術
(2)通信系の被害とその対策技術
(3)構造物の被害とその対策技術
(4)再生可能エネルギー(風力・太陽光発電設備)の雷被害とその対策技術
(5)雷害対策の効果と計測装置
(6)雷害対策配線実習
4.0H
5.雷保護に関する規格 (1)雷保護関連法規
(2)雷保護関連規格
1.5H
6.確認・評価 (1)全体的な講評及び確認・評価 0.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。