コースのご紹介
ノイズの性質を理解しノイズとうまく付き合う方法を学ぼう
生産設備、電気設備、通信設備の保守・保全を担当されている方
D0021 2016年12月15日(木)〜12月16日(金)【受講料】
25,000円【定員】
10名
生産設備は電力制御機器等により多くのノイズを発し、電源ラインを通して生産設備間、更には生産ラインやネットワーク上の機器に影響を及ぼしています。本コースは発生メカニズムと伝搬メカニズムから様々なノイズを整理し、その特徴を実験を通して理解することでノイズ源から伝送線路へノイズが伝搬する経路を遮断する具体的な対策法を習得できます。
ノイズ実習装置、ディジタルオシロスコープ、SWR計
シンキングネットワークス(株) 代表取締役 南山 智之
1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。
D050
教科項目 | 教科細目 | 時間 |
---|---|---|
1.電磁環境問題とノイズの発生原因 | (1)EMCとEMI
(2)高周波と高調波 (3)ノーマルモード、コモンモード (4) ノイズ種類(ラインノイズ、輻射ノイズ) |
2.0H |
2.ノイズを発生する機器の特徴 | (1)ノイズを発生する機器の事例
(2)発生ノイズの違いによる電源品質 (3)機器毎の電圧波形特徴 |
2.0H |
3.電源ノイズと伝送線路保守 | (1)グランドループによるノイズ障害
イ.グランドとアース(保安用接地)の違い (2)伝送路保守のポイント イ.クロストークとラインインピーダンスの関係 (3)ノイズ対策 イ.配線経路による対策 ロ.ノイズ対策部品の特徴と効果的な使用法 (4)ラインノイズの測定・評価 |
4.0H |
4.ノイズ対策実習 | (1)事例に基づいた課題提示
(2)トラブル対策のための保全実習 イ.ノイズ対策前の状況確認 ロ.伝送線路の経路変更、対策部品の選定・取付け ハ.効果測定・評価 |
4.0H |
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