【開催予定日(コース番号・日程)】
C2111 2017年02月09日(木)〜02月10日(金)
【受講料】
24,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 
1.コースの概要
 後工程で発生し得る問題を、いかに早期に消しこむかが開発業務の永遠のテーマであり、昨今ではそのためのさまざまの手法が考案されています。本コースでは、3次元デジタルモックアップ(DMU)を用いて、2次元CADでは解決できなかった「部品の干渉」、「組立不可」、「機構部品の動作不具合」等の問題を解決する手法を学び、詳細設計や組立性を考慮した設計を行う能力を習得できます。

2.使用機器等
 バーチャルものづくりシステム(VPS)

3.担当予定講師
 (株)富士通システムズ・イースト

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
C132
C14X
C013
C033

6.その他

受講者の声
  • 3DCAD導入後、設計以外の面で3Dデータを活用することが少ないので、今回の講習を参考にして業務に役立てたい。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.3次元データの活用方法 (1)製造業を取り巻く時代背景と環境の変化
(2)製造業が抱える問題点
(3)3次元ツール導入のメリットと課題
1.0H
2.デジタル検証技術 (1)機械設計の流れ
(2)DRの目的と効果
(3)予備設計、基本設計、詳細設計におけるDR
(4)2次元データを活用したDRの効果
(5)3次元データを活用したDRの効果
(6)DMUの概要
(7)DMUを活用したDRの効果と検証方法
3.0H
3.部品干渉に伴う設計変更実習 (1)課題の3次元設計データの説明
(2)3次元形状データの不具合の解析 (静的干渉・動的干渉等)
(3)原因の究明とDRによる対策の検討
(4)DRによる対策案の決定
2.0H
4.組立て性・操作性に伴う設計変更実習 (1)課題の3次元設計データの説明
(2)3次元形状データの不具合の解析 (干渉・組立て性・操作性等)
(3)グループ制による原因の究明とDRによる対策の検討
(4)製品仕様との対比による対策案の絞り込み
(5)対策案の決定とポンチ絵の制作
(6)設計変更後の検証
(7)成果発表
5.0H
5.総括 (1)評価
(2)DRの進め方の要点整理
(3)質疑応答
1.0H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。