【開催予定日(コース番号・日程)】
V0221 2016年09月01日(木)〜09月02日(金)
【受講料】
21,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 
1.コースの概要
 オープンソース(OpenCV)を活用した画像処理・認識プログラム開発の知識を学び、サンプルプログラムによる実習や演習問題の実習等を通じて、オープンソース(OpenCV)による画像処理・認識プログラム開発技術を習得できます。

2.使用機器等
 パソコン、汎用画像処理ソフト、OpenCV、USBカメラ、統合開発環境ソフト、その他

3.担当予定講師
 京都大学医学部附属病院 助教 博士(工学) 浦西 友樹(三次元形状計測に関する研究に従事。著書に「OpenCVプログラミン グブック (奈良先端科学技術大学院大学OpenCVプログラミングブック製作チーム (著) として)」)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
コースマップをご覧ください.

6.その他
【前提知識】C/C++言語によるプログラミング経験

受講者の声
  • OpenCVについて知識を身に付けることができました。
  • 他の言語(開発環境)を用いて画像処理を行ってきたが、今回OpenCVを使用した画像処理を学んだことで知識を深めることができた。
  • テキストやサンプルソースが分かりやすい。
  • 専門家から教授できるのは効果的。
  • OpenCVがどの程度使えるのか、どの辺が苦手なのかがわかったことが役に立った。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.画像処理・認識システムの知識 (1)画像処理・認識システムの知識
(2)画像処理・認識プログラム開発の知識
0.5H
2.OpenCV の基礎知識 (1)OpenCVの概要と特徴
(2)OpenCVの機能と構成要素
(3)OpenCVのバージョンアップ情報
0.5H
3.OpenCVの導入と開発環境の構築 (1)OpenCVの導入
(2)開発環境の構築と各種設定
2.0H
4.プログラム開発の基礎知識 (1)画像ファイルの入出力
(2)カメラ入力映像の処理
(3)ビデオファイルの入出力
(4)開発実習(画像ファイル、カメラ入力、ビデオファイル入出力 等)
2.0H
5.画像処理プログラム開発 (1)ヒストグラムと濃度変換
(2)空間フィルタ(ノイズ除去、エッジ検出 等)
(3)周波数フィルタ(DFT)
(4)幾何学変換
(5)2値化処理と自動しきい値法
(6)形状変換と線図形化処理(細線化、境界線追跡、ラベリング 等)
(7)開発実習(エッジ検出、2値画像のノイズ除去 等)
2.5H
6.画像認識プログラム開発 (1)テンプレートマッチング
(2)指紋認証
(3)数字認識
(4)移動体抽出、物体追跡
(5)形状特徴抽出
(6)物体検出(顔検出 等)と機械学習
2.5H
7.OpenCVの応用例 (1)距離画像センサによる3次元形状の実時間取得例の紹介 (イ)距離画像センサの使用方法(ロ)距離画像センサとカメラの組合せ利用
(2)その他応用例について
1.5H
8.まとめ(質疑応答) (1)実習の全体的な講評及び確認・評価 0.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。