【開催予定日(コース番号・日程)】
T0361 2016年12月08日(木)〜12月09日(金)
【受講料】
25,000円
【定員】
12名
コースイメージ画像
 基板温度計測実習
1.コースの概要
 「実習で学ぶ電子機器の熱設計技術」の続編にあたるコースです。電子機器の熱設計では、発熱量から温度を予測し、実機による温度測定を行なって確認することが必要となります。本セミナーでは熱対策に必要な技術として電子機器の温度測定技法や温度見積もり技法を学ぶとともに、実験基板を実装した模擬電子機器を用いて、熱設計⇒熱対策⇒温度計測⇒対策修正といった熱設計に必要なノウハウを体験しながら習得できます。

2.使用機器等
 ハードウェア:模擬電子機器、温度計測機器、サーモカメラ ソフトウェア:熱設計実習ソフト

3.担当予定講師
 (株)サーマルデザインラボ 国峯 尚樹(製品熱対策、放熱デバイス・材料開発、熱設計プロセス構築などのコンサルティング業に従事)

4.ご受講に際して
 1日の開講時間は、10:00〜16:45(昼休憩45分)の6時間 (計12時間) となります。

5.関連コース
コースマップをご覧ください.

6.その他

受講者の声
  • 実習がありイメージしやすかった。
  • 実務に活用可能。
  • 今まで弊社には熱設計について知見が無く、参考書やWebで情報を入手していた。今回のセミナーに参加することで一層知識が深まった。
  • 温度測定や熱対策などは、会社先輩の今までの経験による方法を流用することが多く、今一度、現在のやり方が正しいのかを見直すきっかけになった。
  • 今回のセミナーの際に講師が言われていた演習による熱計算セミナーにも参加してみたいと考えています。

7.カリキュラム概要※
教科項目 教科細目 時間
1.電子機器の温度見積り (1)機器の発熱量と温度予測計算
(2)部品とプリント基板の温度予測計算
(3)熱設計の流れ
2.0H
2.温度計測実習 (1)熱と温度の計測技術
(2)計測方法の違いによる温度測定誤差
(3)温度測定実習
(4)サーマルグリースや放熱シートによる接触熱抵抗の低減実習
4.0H
3.熱対策 (1)熱対策の導き方
(2)冷却デバイスの使い方と効果予測
(3)電子機器の熱トラブルとその対策事例
1.5H
4.熱対策実習 (1)機器の熱対策ディスカッション
(2)グループ分けによる熱対策実習
(3)講評
4.0H
5.まとめ (1)まとめと質疑応答 0.5H

※お申し込み頂く際の目安です。詳細等のご質問は下のお問い合わせまでお願いします。
 また、都合により予告無く内容が変更になる場合がございますので、予めご了承ください。